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安倍首相が国会での質問に答える形で自衛隊を「我が軍」と表現し、衝撃が広がっています。詳細は以下から。
安倍首相が3月20日の参議院予算委員会において、自衛隊に関する質問を受けた際、自衛隊を「我が軍」と表現していたことを朝日新聞が報じ、ネット上で波紋を呼んでいます。
安倍首相、自衛隊を「我が軍」 参院予算委で述べる:朝日新聞デジタル
この発言は維新の党の真山勇一議員が自衛隊が他国と共に訓練を行う意義に関する質問の際に行われました。自衛隊と他国の軍隊との共同訓練は共に訓練する国々との親密さを増し、自衛隊の透明性を上げるために大きな成果を上げているとの回答中ではっきりと自衛隊を「我が軍」と呼んでいます。
動画での実際の発言は以下から。27:40から安倍首相の問題の回答が始まります。
真山勇一(維新の党)外交・安全保障【参議院 国会中継】予算委員会 – YouTube
これは憲法9条はもとより「自衛隊は我が国を防衛するための必要最小限度の実力組織で、『陸海空軍その他の戦力』には当たらない」とした2006年の第1時安倍内閣の答弁書とも矛盾しています。
そして何より日本の首相が、しかも国会で自衛隊を「我が」軍と呼んだことは並々ならぬショックとして受け止められており「『我が国の軍』ですらなく『我が軍』かよ…」「北朝鮮を思わせる」「(編集部注:機動戦士ガンダムの)ギレン・ザビ以外でこんなこと言うやついたのか」などの反応が並びます。
2012年に自民党が発表した憲法改正草案に国防軍の創設が盛り込まれていることから、改憲を既定事実化しようとしているのかという懸念も聞かれますが、こうした反応がネット上のみに留まるとは考えられず、三原じゅん子議員の「八紘一宇」発言以上に今後の外交関係に大きな悪影響を与えそうです。
首相 来月26日から訪米 首脳会談へ NHKニュース
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