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全国各地で人気を博している、ウルトラテクノロジスト集団チームラボの教育プロジェクト『チームラボ 学ぶ!未来の遊園地』。お台場・日本科学未来館の会場では、デジタル作品に囲まれた空間で、それこそ“本当の遊園地”にいるかのように子どもたちが無邪気に遊んでいる。デジタルの仕組みを理解できなくとも、感覚的に楽しんでいるのだ。
何が子供たちの心をそこまで掴んだのだろうか? そこで今回は、『チームラボ 学ぶ!未来の遊園地』担当の松本明耐氏に話を伺った。
■ 子供はなんでも受け入れる
自分の描いた魚が水槽で泳ぎだす『お絵かき水族館』、積み木を置くことで線路や道路が現れる『つながる!積み木列車』など、『チームラボ 学ぶ!未来の遊園地』のアトラクションが生まれた経緯を聞いた。
「自分達が作りたいものをひたすら作ってきただけなんです。子供に『どんなものがあったらいいかな?』なんて聞いても、まず答えは出てきませんよね。そもそも新しいものはヒアリングからは生まれなく、大人である私たちが『こうだ!』っていうものを作り、投げ込んであげるんです。
そうすることで、子供は受け入れるんです。偏見がないから、楽しくて、ワクワクすれば、それだけで受け入れてくれます。デジタルだろうが何だろうが大好きなんですよ」
■ 実は大人こそ楽しむべき
新しいものを受け入れることの大切さを、親が教育の過程で変に制限してしまっている、とも松本氏はいう。アレはダメ、コレもダメという感じだ。
「日本の親はカテゴライズしたがるんですよね、子供は子供、大人は大人、みたいに。一方『お絵かき水族館』を展示したイタリアでは、ひとりで必死に魚を描いている大人がいて、そこに彼女の名前とハートを加えて、泳いでいるところを写メで彼女に送っているんですよ。新しいものを受け入れるって、スゴイですよね。
我々は『チームラボ 学ぶ!未来の遊園地』を、子供向けと限定しているわけではありません。なぜなら、大人もまた、共同的で創造的な体験を楽しんでほしいからです。たまには、創造性にあふれるデタラメな子どもたちに紛れてほしい。『お絵かき水族館』で一番燃えているのって、実はお父さんなんですよ。それって普通のキッズ向けテーマパークでは見られない光景で、それくらい“親子で楽しむ”って難しいことなんです」
■ 楽しみながらの知育
『チームラボ 学ぶ!未来の遊園地』のテーマ『共創』は、“共同で創造する”ことを意味する。…