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福井県立恐竜博物館は10日、2008年に福井県勝山市にある白亜紀前期(約1億2千万年前)の地層で草食恐竜イグアノドン類の化石が見つかり、新種と判明したと発表した。ニュージーランドの分類学専門誌で認定された。学名は発掘地にちなみ「コシサウルス・カツヤマ」と命名した。
恐竜博物館によると、日本で新種の恐竜が認定されたのは6例目。長さ約17センチ、幅約3センチの上顎の一部をはじめ、首や胴の骨、恥骨、大腿骨の化石がほぼ同じ場所で見つかった。骨の状態から同一個体とみられる。幼体で推定体長3メートル。
新種の化石は12日から恐竜博物館で展示される。