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騎士と侍、もし本気で戦わば――西洋甲冑と和甲冑がぶつかり合う本気の甲冑バトルが、始まる。
14~15世紀に実在した鎧をデザインや材質など可能な限り史実に忠実に再現し、それを装備して戦う「アーマードバトル」。これに魅せられる人は増えつつあり、国際大会なども行われている。
国内では唯一、JABL(Japan Armored Battle League)としてスポーツリーグが存在するが、その公式戦「STEEL! チャンピオンシップ 2015」(以下、STEEL!)が3月28日に東京・港区のスターライズタワーで開催される。
JABLの活動を主催し、ドイツ剣術などの指南を行っている「キャッスル・ティンタジェル」がある東京・目白。そこに、アーマードバトルで荒々しい男たちに混じって一人戦う女性ファイターの姿があった。
女騎士の名は加川聖香さん。今回のSTEEL!にも参戦する彼女に話を聞くのは、先日お届けしたトミイ大塚さんとの対談でも中世や騎士について熱く語ってくれた『乙女戦争』(双葉社)の著者、大西巷一さん。聞けば、自身もキャッスル・ティンタジェルの会員であり、JABLのイメージキャラクターも手掛けているという。アーマードバトルにおいて国内唯一の女性ファイターと大西巷一さんの対談。あなたもこの世界に魅了されてしまうかも。
編注:本稿では、内容を考慮し、「甲冑」「鎧」といった用語はそのまま用いた
●騎士と侍の戦う姿を生で観戦だ!
―― この対談の前、聖香さんには甲冑を着ていただきましたが、実際に見ると迫力ありますね。STEEL!ではこれで戦うんですよね。
聖香 そうですね。見た目派手で怖いと思われる方もおられるかもしれませんが、戦っている身としては実はそうではなくて、基本全然痛くないですよ。
甲冑を着て戦う場所って日本国内には、ここキャッスル・ティンタジェル以外には知りません。こんなにかっこいいスポーツなのだから、もっと多くの方に知ってもらいたいとリーグが設立されて。
細かく言えばアーマードバトルの中にも戦い方はいろいろありますが、今回はヘビーアーマーを着て、鉄(STEEL)の武器を使った迫力のある試合が行われます。ちなみに、今私が着てるのも重量は軽めですがヘビーアーマーに分類されるものです。
大西 剣道も防具と竹刀を使って戦いますけど、武器も防具もずっと強力ですよね。今回のSTEEL!では日本の昔の甲冑を着て戦う方もいるんですか?
聖香 はい、います。…