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警視庁は2日、ひき逃げ事件などの現場で採取したタイヤ痕や車両の情報をデータベース化し、容疑者の車両の絞り込みに活用する全国初のシステムの運用を始めたと発表した。これまで20人の捜査員がファイルを手でめくって合計80時間かかっていた作業が、3人で1時間ほどでできるようになるという。
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正式名称は「交通鑑識基礎資料活用システム」。2012年から開発を進め、同庁の保有する四輪車のタイヤ痕約500種類や約2000台分の車両情報を登録。現場で採取したタイヤ痕や防犯カメラに映った車両の画像などをシステムで照合すると、類似の種類がリストアップされる仕組みだ。開発費は約6000万円。
同庁の広田耕一交通部長は「先人たちの知見や教訓を踏まえて導入した。ひき逃げ事件などの捜査で大きな効果が期待できる」と話した。【林奈緒美】