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今回の連続レビュー企画では、いま注目のワイヤレスヘッドフォン/イヤフォン5機種を紹介してきた。ここでひとまず、現在のトレンドをまとめて整理してみたい。
第2回のレポートで紹介したソニーの「MDR-1ABT」は、Bluetoothによるワイヤレス再生環境でもハイレゾなみの高音質を再現できる新しいコーデック技術「LDAC」に対応した点が注目だ。ソニーからは現在、本機のほかにもワイヤレススピーカーの「SRS-X」シリーズが発売されているほか、年初に開催されたCESではホームシアターシステムやAVアンプのLDAC対応製品も展示されていた。またソニーではLDACの技術を外部へオープンに提供していく戦略も示している。今後ソニー以外のブランドからもLDACに対応する、ワイヤレスでより高音質なリスニングを楽しめる製品が充実してくることも期待できると思う。
●Apple Watchが発売されたら、音楽リスニングのスタイルも変わる?
Bluetoothに対応する音楽再生が楽しめるのはポータブルオーディオプレーヤーやスマホだけじゃない。これからはスマートウォッチのオーディオプレーヤー機能にも注目だ。
今回、ヤーバッズ「LEAP WIRELESS」との組みあわせでリポートしたソニーの「SmartWatch 3」は、スマートウォッチの内部メモリーに音楽ファイルを保存しておくことで、Bluetoothヘッドフォン/イヤフォンとペアリングしてワイヤレスで音楽再生が楽しめる。スマートウォッチについては、現状ではまだバッテリーや内蔵メモリーの容量が限られていることもあり、長時間これだけで音楽を聴くのであれば使い勝手は正直いってあまり良くない。しばらくはジョギングやエクササイズなど、身に着ける物をなるべく少なくして音楽を楽しみたい時など限定的な用途に絞られると思うが、スマートウォッチの普及と技術革新が進めばオーディオプレーヤーとしての機能も向上してくるかもしれない。今月下旬にはいよいよアップル初のスマートウォッチである「Apple Watch」も発売される。本機も内蔵メモリーにiPhoneから音楽ファイルを転送することによって、Bluetooth機器で音楽リスニングを楽しめるスマートウォッチなので、本機がブレークスルーになる可能性も十分に考えられる。
●上位モデルのトレンドは“全部入り”
Bluetoothヘッドフォンは音質だけでなく、さまざまな技術革新に支えられながら多機能化が進んでいるデバイスだ。…