JTTこと日本トラストテクノロジーが、超小型のUSB ACアダプタ『cube AC mini 1A』を発表しました。発売は3月6日から、実売想定価格は1100円(税抜)。本体カラーはホワイトとブラック、ピンクの3色。
　
　特徴は写真にあるように、一般的な電源タップのコンセント幅1つ分に収まるほどのコンパクトさ。出力は5V/1Aでポートは1基のみとシンプルですが、本体サイズは28×28×28mm(幅×高さ×厚さ、プラグ収納時)の立方体で、重量も25gと軽量です。
　
　ACプラグは本体直結の折りたたみ式で、持ち運び時でも邪魔にならない仕様。JTTは、同社製品で従来最小だった1.2A出力製品『cubeタイプ112』と比較して約30％程本体サイズが小さくなった点と、スマートフォン向けUSB充電器としてクラス最小サイズという点を打ち出しています。
　
　また機能的には、詳細は触れられていないものの、出力電圧と充電速度の安定化や充電ロスを抑える技術の導入をアピールします。
　
　出力電流が1Aということで、2A以上の出力が可能ないわゆる急速充電タイプの製品に比べると充電時間が延びることになりますが、持ち歩きや取り回しにこの小ささは魅力的です。
　
　とくにカフェなど、AC電源が密集しているため大柄なACアダプタを挿す際に気を使いがちな場合でも気軽に使えるのは嬉しいところ。価格も安価なことから、ちょっとしたヒット商品になりそうな予感もします。