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NXP Semiconductorsは3月2日、Freescale Semiconductorとの合併に向けた協議を行っており、それが最終段階に差し掛かっていることを明らかにした。
NXPはPhilips、FreescaleはMotorolaの半導体事業を前身とした半導体メーカーで、両社が合併すると、売上高は2014年の業績を単純に合算した場合、約100億ドルとなる。
両社の合併により、Freescaleの株主はFreescale普通株1株につき、現金6.25ドルとNXPの株式0.3521株を受け取る予定で、現金と株式による買収額は約118億ドル、Freescaleの債務を含めた買収額は約167億ドルとなる見込みだという。
またNXPでは、今回の合併により、統合後の1年間で年間2億ドルのコスト削減が見込めるとしているほか、5億ドルのコスト相乗効果が見込めるとしている。
なお、今回の合併は両社の取締役会の承認のほか、株主ならびに関連当局の承認などが必要であり、完了は2015年後半になる見通しだという。