SCEはプレイステーション4のシステムアップデート v2.50 を3月26日から配信します。
　
　コードネーム Yukimura ことバージョン2.50の目玉は、ゲームやアプリを中断したままスタンバイに入りそのまま再開できるサスペンド＆レジューム機能の追加。
　
　ほかUSBマスストレージにPS4本体の設定やアカウントID、セーブデータ、ゲームパッケージやパッチ等をバックアップする『システムバックアップ＆復元』、文字を大きくしたりボタン配置を変更できる『アクセシビリティー』強化、PS4の大きな魅力であるシェアプレイ＆リモートプレイに60fps設定の追加など、さまざまな新機能や改善が含まれた大型アップデートです。
　
　システムバックアップでは設定のほか、ゲームパッケージやセーブデータ、パッチ、自分で保存したスクショやクリップなどをまとめてバックアップ＆復元可能。
　
　アカウントとライセンスが紐づくようになった世代のゲーム機は限定版本体買い足し乗り換えなどもしやすくなりましたが(横目で任天堂を見つつ)、パッチの再ダウンロード地獄がないのはありがたい話です。なおパスワードとトロフィーは保存しません (トロフィーはPSN管理)。
　
　アクセシビリティーでは文字の大きさや太字、ハイコントラスト、色反転、ボタンのマッピング変更などが可能。大画面ではないモニタに出力している場合などにも便利です。ただし対応する一部の機能や画面でしか有効になりません。システムレベルのボタンのマッピング変更は地味ながらありがたい追加。
　
　またサスペンドと並ぶ目玉として、シェアプレイ＆PS Vita / PS Vita TV リモートプレイでの60fps設定が加わりました。ネットワーク環境にあわせて、シェアプレイではホストが解像度やフレームレートを選択できるようになります。ただし60fpsを選んだ場合、ブロードキャストや録画は選択不可。リモートプレイでは、PS Vita 側でも本日配信のPS Vita 3.50アップデート適用が必要です。
　
　そのほか小さい字の更新で注目は、達成度0%のトロフィーを消せるようになったこと、実績解除もといトロフィー獲得時のスクリーンショットを自動で撮影するようになったことなど。
　
　公式の更新点一覧は以下。
　
　

　サスペンド

　& レジューム *

ゲームやアプリを終了せずにスタンバイモードにできるようになります。スタンバイモードから復帰すると、ゲームやアプリを一時中断した続きから始められます。…