政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
中国・山西省で、カツラをかぶり化粧をした女装の物乞いがいると話題になっている。その体に吊るされたのは大きなプラカード。すべては白血病と闘う9歳の息子の医療費を稼ぐためだという。
「私には重い病と闘っている9歳の息子がいます。なんとしても助けてあげたい。皆さん、どうか温かいご支援を!」
中国・山西省の各町に繰り出し、人々にそう訴えながら物乞いを続けている1人の男性。9歳の息子は2013年に白血病と診断され、今年2月には親族から提供された骨髄の移植手術が北京の病院で成功したが、術後の拒絶反応を防ぐための治療が今も続いている。看病のために両親は仕事を辞めざるを得なかった中、これまで請求された医療費は約1,160万円。大変な借金を抱えてしまったそうだ。
化粧をしてかつらをかぶり、ブラジャーで胸を盛り上げた上で女性物の衣服を着用しているこの男性は、中国のメディア『news.163.com』の取材に「まずは人々の注目をこちらに集める必要があるからです」と説明している。同情を引きながら物乞いをする人々がいまだ大勢いる中国だけに、他者より目立つことが何より大事なのであろう。彼もプライドをかなぐり捨てて化粧と女装に励んでいるのだ。
医療保険制度の改革のため近年は巨額の予算を組んでいる中国政府だが、収入格差や産業形態にも違いがあることから、基本的に都市部と農村部では異なるタイプの保険が用意されている。そのため農村部の地元で保険に加入した人々が都市部に出稼ぎに来て病気になる、あるいはこの男性の息子のように農村部の人が深刻な病気にかかり、しかし都市部の大病院でなければ治せないというケースでは大きな歪みが発生してしまう。全ての国民が公平な健康保険制度に加入できるよう一日も早い改善が望まれているという。
※ 画像はnews.163.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
眠りに落ちる時、突然頭の中で“パーン”、“バーン”あるいは“ガシャーン”といった爆発・破裂音を感じたという経験はあるだろうか。人に言ってもなかなか理解されないこの珍現象について、米「ワシントン州立大学」の精神科医が興味深い事実を発表した。
入眠時に、まるで電気ショックでも受けたかのように頭の中で発せられる突然の大きな爆発・破裂音。同じ部屋で眠っている他の人には聞こえず、痛みなどといった症状もない。よってこの症状を理解している医師は極めて少ないとも言われているのが、「頭内爆発音症候群(英名:Exploding head syndrome)」である。
脳に異変が起きたのかと不安になるが、実はこの現象に悩む人はそう少なくないことが分かった。このほど米「ワシントン州立大学」精神科クリニックにおいて、ブライアン・シャープレス博士が211人の学生に聞き取り調査をしたところ、頭内爆発音症候群に悩む学生はなんと18%。かつては50代に多い症状などと捉えられていたが、若い人々でも5人に1人という多さにシャープレス博士も驚いている。また、その3分の1以上が金縛りやほかの睡眠障害の症状を経験しているという。「てんかん」や「くも膜下出血」を思い浮かべて心配する学生もいたが、シャープレス博士は「脳が軽い痙攣発作を起こしたような状態と言えるが、てんかん発作ではない」と説明しており、ほとんどのケースで心配は無用だそうだ。
実はここ数年、筆者も2か月に1度の割合でこれを経験している。破裂音に先んじて、閉じた瞼にスクリーンセーバーにあるような渦を巻く光が出現することも多い。そのメカニズムの完全な解明はまだ先になるようだが、脳幹の背側部分に散在する網様体において、視覚がシャットダウンするタイミングと聴覚がシャットダウンするタイミングにズレがあるとそうした現象が起きるのではないかとみられており、その根底には神経の疲れやオーバーワーク、精神的ストレスがあるようだ。このたびの調査結果は医学ジャーナルの『Journal of Sleep Research』に発表されたが、頭内爆発音症候群というものが医学界においてもっと広く理解され、正しく診断されることを願ってやまない。
※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
[ニューヨーク 13日 ロイター] – 競売会社ボナムズは13日、英国の天才数学者アラン・チューリングの56ページにわたる手書きノートがニューヨークで競売にかけられ、100万ドル(約1.2億円)を上回る価格で落札されたことを明らかにした。
絶対に解読不可能と思われていた世界第2次大戦の独ナチス軍の暗号エニグマを解読したチューリングの功績は、戦争の終結を早め、多くの人命を救ったとして高い評価を得ている。
ボナムズの書籍・原稿関連の競売シニア・スペシャリスト、カサンドラ・ハットン氏は「今回の競売結果はチューリングの偉業の明かし」と語った。落札者は明らかにされていない。
同性愛の罪に問われたこともあったチューリングは、戦時中には功績に対して評価を得られなかった。1954年に自殺を図り、享年41歳でこの世を去った。
Thomson Reuters 2015 All rights reserved.
[ロンドン 14日 ロイター] – 第二次大戦中にナチスドイツからの潜伏生活を日記に綴ったことで知られるアンネ・フランクの死去70周年に当たり、アンネ・フランク基金英国支部はソーシャルメディアでの追悼活動を呼びかけた。
この活動は著名人、一般人を問わず、アンネの日記の抜粋を1分間読む場面を記録した動画をハッシュタグ”#notsilent”でオンライン上に投稿するもの。
アンネ一家はアムステルダムの民家にかくまわれていたが、1944年に発見された。アンネは1945年に15歳で収容所で死去。2年後にその日記が出版され世界的に読まれている。
Thomson Reuters 2015 All rights reserved.
[バレッタ 12日 ロイター] – マルタで11日、数百年の伝統をもつ春季の渡り鳥狩り継続の是非を問う住民投票が行われ、継続が決定した。
投票は環境保護団体などが求めたもので、4─5月の渡りの時期に20日間、アフリカから北帰行の途中飛来する渡り鳥のコキジバトとウズラを捕獲することを認めた制度の撤廃を目指した。こうした狩猟が認められているのは、欧州連合(EU)域内でマルタのみとなっている。
ハンター側の立場を取ったムスカット首相は、賛成票が約51%あったと発表。狩猟法は厳格に適用され、違反者は罰せられると警告した。
Thomson Reuters 2015 All rights reserved.