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物議を醸したアイドリング!!!の解散報道に伴う本音と建て前とは?

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物議を醸したアイドリング!!!の解散報道に伴う本音と建て前とは?

 物議を醸したアイドリング!!!の解散報道に伴う本音と建て前とは?

 解散情報漏洩で思わぬ収穫

  2月28日の『日刊スポーツ』で、今年10月をもって解散することが伝えられたアイドリング!!!。解散や卒業などの重大発表はライブで行なうというのがグループアイドル界の定番にあって、ファンからは多数の疑問の声が寄せられることになったが、その後、グループの統括プロデューサーによる声明で「一方的な報道で解散発表の企画が水の泡になった」ことが明らかに。
 「要は情報が漏れたというわけなんですが、一方で、新聞報道が先でよかったという見方も。というのも、3月18日にリリースされる彼女らのニュー・アルバムの予約状況と4月5日に予定されている主催フェスのチケットの売り上げが芳しくないんです。結果的に新聞報道が宣伝となり、功を奏したという声が一部からあがっているようです」(事情に詳しいライター)

  解散発表の場としては、長年彼女らがレギュラーを務めている番組内でというプランもあったようだが、運営内では反対意見も多く、企画段階でかなり揉めたという話も……。
 「でも深夜放送ですからね。仮にそうしたとしても、盛り上がるのはファンだけで、世間的には極めて弱いものにしかならなかったはず。今回の新聞発表はそれなりにスクープ扱いにしてもらえたわけで、話題作りの効果を得たという意味では結果オーライと見るべきじゃないでしょうか」(同氏)
  確かに彼女らがこれだけ世間から注目を浴びたのは久々のこと。仮に規定路線で、ライブや番組で解散を発表した場合、今回のようなインパクトや話題を巻き起こせたかは甚だ疑問と言える。ある意味、こういうドタバタ感こそがアイドリング!!!流とも言えるわけで、今回の一件を逆手に取って、解散に向けて盛り上げていくのも妙案だろう。

 (文・三橋りの)

 オススメCD:ユキウサギ (初回限定盤A CD+DVD) (ボニーキャニオン)/アイドリング!!!
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