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「今が自分の全盛期」と話したジョコビッチがフェデラーを倒して優勝 [BNPパリバ・オープン]

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「今が自分の全盛期」と話したジョコビッチがフェデラーを倒して優勝 [BNPパリバ・オープン]

 「今が自分の全盛期」と話したジョコビッチがフェデラーを倒して優勝 [BNPパリバ・オープン]

 3月11日からアメリカ・インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/ハードコート)。
  日曜日に行なわれた決勝で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、6-3 6-7(5) 6-2でロジャー・フェデラー(スイス)を倒して大会4度目の優勝を果たした。ジョコビッチは昨年に続いての優勝だ。
 「今が自分の全盛期だ」とジョコビッチは言う。「そういう自分の全力を尽くして、この状態を維持し、できるだけたくさんのメジャー大会で勝ちたいと思う」。
  ジョコビッチは現在世界1位で、フェデラーは2位。両者の対戦は今回が38度目で、オープン化以降では対戦数で2番目に多いライバル関係だ。対戦成績ではフェデラーが20勝18敗とリードしているが、ここ最近の決勝で対戦した4試合ではジョコビッチが3試合で勝っている。
  この試合でのフェデラーは大事な場面でのミスが多すぎた。アンフォーストエラーはジョコビッチの35本に対してフェデラーが43本。ジョコビッチは63%の確率でファーストサービスを入れて来た一方で、フェデラーはサービスで有利な状況を作り出せなかった。第3セットで2-4とリードされた場面でフェデラーはダブルフォールトを犯すなどしたこともあり、ジョコビッチは最後の4ゲームを連取して勝利した。
 「正直に言って、すごくほっとしている」とジョコビッチ。「プレッシャーの下でダブルフォールトがあったことだけじゃなく、自分でブレークのチャンスを得られたこと、そして、彼が僕にそのチャンスをくれたことを考えると、自分でもよくやったと思える。僕も本当にファイトしていたからね」。
  大会の序盤では好調だったフェデラーのサービス。今大会の5試合では3本のブレークポイントしか相手に与えず、その内2本をしのいでいた。
 「自分のサービスにとにかく集中するようにしていた。というのは、相手はセカンドサービスに対するリターンが本当にいいからで、サービスに集中することが重要だったからだ」とフェデラー。「相手のセカンドサービスに対するリターンは、どんな対戦相手にとって本当にタフだと思う。それも今日の苦戦の理由だった」。
  ジョコビッチは昨年の決勝でもフルセットで勝っていた。彼とフェデラーを合わせると、この11大会で8タイトルを両者で分け合っている。また、両者ともに2年続けて決勝を戦ったのは、40年の大会の歴史上で初のことだった。…

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