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ブラジル代表を率いるドゥンガ監督が、ポルトガルメディア『スポルトTV』のインタビューに応え、同国にスター選手が少ない事を嘆いた。17日付のイギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えている。
1994年のアメリカ・ワールドカップで、ドゥンガ監督が主将を務めたブラジル代表は、ロマーリオ氏や当時17歳のロナウド氏など、豪華なスター選手を擁して優勝していた。
同監督は「歴代のブラジル人選手たちはヨーロッパの舞台でたくさんのゴールを挙げてきた。しかし、今となってはそういう選手がいない。かつて我が国にはカレカ、ロナウド、リヴァウドのような選手たちがいたが、今はポルトガルやオランダなどの方がスター選手を排出している。本当に波を起こせるような選手がいない」と問題提起した。続けて、「現在はネイマールだけしかスター選手がいない」と、バルセロナで活躍する同国代表FWネイマール以外に目立った選手がいないと指摘した。
最後にドゥンガ監督は「これはブラジルサッカー界にとって大きな問題だ。我々は辛抱強く、タフで、冷静に戦わないといけない」と、スター選手不在のチームがとるべき戦い方を語っている。