政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
ナポリに所属するベルギー代表MFドリース・メルテンスが、偶然見た1枚の写真に感動して自身のツイッターで人探しをしている。
メルテンンスが、ツイートした画像には整備が行き届いているとは言い難い部屋で勉強する少年少女たちが写っていた。
これは、自然界の様々な現象を伝えるドキュメンタリーカンパニー『National Geographic』のInstagramアカウントが届けたものだ。
同メディアによれば、この写真はギニア南西部にあるメリアンドゥーという街で撮影されたもので、小さな生徒たちがフランス語授業を受けているシーン。この地域の母国語はキシ語であるのだが、フランスの統治によって現在はフランス語が公用語として用いられているという。
ベルギーから遠く離れたそんなギニアの風景に、メルテンスは感銘を覚えたというのだ。
なぜか?
そう、この貧しい村の生徒の中に、「MERTENS」のネームが入った14番のユニフォームを着て授業を受けていた少年がいたのだ。
メルテンスは最初のツイートで「この少年に連絡がつくよう協力してくれないか?」と、『National Geographic』のアカウントおよびこの写真を撮影したカメラマン、ピート・ミュラー氏にメッセージを送った。そして次のツイートでは「一番新しいユニフォームをあげたい」とその意図を明かし、全世界に36万にいるフォロワーに“人探し”を依頼した。
少年が着用しているユニフォームは色合いがやや異なり、ブランド名の入っていないいわゆる“バッタもん”の可能性が高い。しかし、自分の知らない場所でこうして自分の名前がマーキングされたユニフォームを着用して授業を受けている少年がいたことに、メルテンスの心は動いたに違いない。
(記事提供:Qoly)