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[3.7 J1第1節 名古屋3-3松本 豊田ス]
名古屋グランパスは7日、豊田スタジアムで松本山雅FCと2015年のJ1開幕節を戦い、3-3で引き分けた。一時は2点ビハインドを付けられたが、何とかドローに持ち込んだ。
スタメン発表でどよめきが起こった。名古屋の西野朗監督は、2年目FW小屋松知哉をスタメン起用することを選択。理由については、「状態が良かった。アイツには縦への推進力を期待した」と説明したが、松本の動揺を誘う奇襲作戦にもなった。
いきなり結果も出した。前半4分にチームファーストシュートを放つなど、積極性を見せた小屋松は、1点先行された直後の同33分、FW永井謙佑の落としで裏に抜けると、GKとの1対1を冷静に制し、同点ゴールを奪う。初スタメン初ゴール。指揮官も「いい仕事をしてくれた」と手放しで称えた。
今季はリベンジのシーズンとなる。小屋松は京都橘高2年生の時に、全国高校サッカー選手権で得点王を獲得。主将として臨んだ3年次の同大会でも優勝候補の市立船橋高を破り4強に導くなど、鳴り物入りでプロの門を叩いた。
しかし現実は厳しかった。リーグデビュー戦となった昨年4月6日の広島戦、後半28分から途中出場し、名古屋でのJ1リーグ戦デビューを飾った小屋松だが、同37分に負傷交代。出場時間はわずか9分間。左ひざ前十字靭帯断裂と診断され、ルーキーイヤーを棒に振ることになった。
迎えた2年目のシーズン。キャンプインから全力でアピールを続けると、開幕スタメンの座を勝ち取った。そして初ゴールも記録。これ以上ない存在感を示すことが出来た。飛躍の2年目へ。スピードスターが今季の名古屋の象徴になる。
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