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[DAYS×ゲキサカ連動企画vol.59]桃山学院MF谷口諒(新3年)_流れ引き寄せたセカンドボール攻防戦での技術と運動量
DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」
[3.31 ミズノカップIN香川準決勝 香川西高 0-2 桃山学院高 瀬戸大橋記念公園球技場]
対戦した香川西高は縦に非常に速い攻撃を見せていた。守備から攻撃への切り替え速く、縦パスを入れて来る香川西の攻撃をよく跳ね返していたのが桃山学院高の最終ラインならば、そのセカンドボールを根気強く拾い続けて勝利へ導いたのはMF谷口諒(新3年)だった。
桃山学院の堀佳津之監督が「密集地帯で拾ってくれる。回収率が高い」と説明するセカンドボールに対する谷口の対応。予測良くセカンドボールの落ちどころへ反応すると、足下の技術の高さを活かしてボールを引っ掛けてしまう。「中学のチーム(ディアブロッサ高田FC U-15)が足下めっちゃ練習していたんで、それで身に着いた」という混戦で見せる技術の高さとハードワークによってセカンドボールを回収し続けた谷口の貢献度は高く、相手に連続攻撃をさせなかった。
「中学の時は意識していなくて高校入ってからですね。監督とかに『セカンドボール』と言われた。セカンドは拾ったら勢いつく。拾われたら相手の攻撃また始まるので、自分が拾ってつなげることを意識している」と谷口。ボランチの位置で見せるゲームコントロール、スルーパス、そしてサイドへ展開してからゴール前へ飛び込んでいく動きなど180cm超の大型ボランチは攻撃面も印象的だったが、ハードワークと技術で地道に拾い続けたセカンドボールで白星を引き寄せた。
堀監督は谷口についてより運動量を上げること、決定的な仕事も求める。谷口は「ボールを取られないような選手になりたい。どんな相手でも安定して、落ち着いてできたらいい。運動量、拾うこと、疲れがたまっている中で走り切って勝ち切ること」。対戦相手に負けずに走って、拾う。それをやり続けて、桃山学院が掲げる「偉大なチームになる」ことに貢献する。
[写真]桃山学院のMF谷口(左)はセカンドボール回収力の高さでチームに流れを傾けた
(取材・文 吉田太郎)
『DAYS』は、何の取り柄も特技もない少年・柄本つくしが、サッカーの名門・聖蹟高校に入部したことで始まる灼熱×感動×奇跡の高校サッカー漫画だ! 現在、週刊少年マガジンで連載中。…