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[ロンドン 10日 ロイター] – 男子テニスの世界ランク5位、ラファエル・ナダル(28、スペイン)は、クレーコートで行うマスターズ大会の今季初戦、モンテカルロ大会の開幕(12日)を前に、自身の状態への不安を示した。
ナダルは10日、スペインメディアに対し、キャリアのなかでは自己ワーストの状態でクレーコートシーズンを迎えることになるとコメントした。
ナダルは3月のアルゼンチン・オープンで優勝した後、BNPパリバ・オープンではミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、マイアミ・オープンではフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に敗れ、ランキングを下げた。
しかしナダルはモンテカルロ大会では2005年から8年連続優勝を果たしており、ここでのパフォーマンスは今年10回目の優勝がかかる全仏オープンに向けて復調ぶりをはかるバロメーターとなる。
自身のランキングについてナダルはこれからの6─7週間の出来次第だとし、「いい結果を出せなければ順位が大きく下がることになる」と語った。
モンテカルロ大会には世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、同2位のロジャー・フェデラー(スイス)、同6位のラオニッチ、同7位のダビド・フェレール(スペイン)らも出場する。
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マスターズ第2日でプレーする松山=AP
【オーガスタ(米ジョージア州)=奈良部光則】マスターズ・トーナメントは10日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7435ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、18位から出た松山英樹は1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で回り、通算3アンダー、141の12位で3年ぶり3度目の予選通過を果たした。
首位はボギーなしの6バーディーで、通算14アンダー、130まで伸ばした昨年大会2位の21歳、ジョーダン・スピース。1976年にレイモンド・フロイド(ともに米国)が作った第2ラウンドまでの大会最少スコア記録を1打塗り替えた。
5打差の2位は米ツアー3勝のチャーリー・ホフマン(米国)。さらに2打差の3位で2013年の全米オープン選手権覇者ジャスティン・ローズ(英国)ら3人が続く。
大会4勝目を狙うフィル・ミケルソンが68で回り、通算6アンダー、6位につけた。13年大会で優勝したアダム・スコット(オーストラリア)は松山と並ぶ同3アンダー、12位。2年ぶり出場のタイガー・ウッズ(米国)は4バーディー、1ボギーの69で回り、同2アンダー、19位で予選を通過した。
◆競泳 日本選手権第4日(10日・辰巳国際水泳場)
日本女子のエース、渡部香生子(18)=JSS立石=が200メートル個人メドレー決勝で自身の日本記録を0秒77更新する2分9秒81をマークして3連覇を達成。この種目での世界水泳(7月開幕、ロシア・カザニ)代表を決め、50、100メートルの平泳ぎに続く3冠を飾った。残すは昨年のパンパシフィック選手権で金メダルを獲得した本職の200メートル平泳ぎ。女子では02年の萩原智子以来13年ぶりとなる4冠へ王手をかけた。
電光掲示板を見上げた渡部は、右手で水をたたきガッツポーズを繰り返した。「本当にうれしい。ずっと挑戦しながらできなかった10秒切りを達成できました」。世界選手権決勝進出も見える好記録に、歓喜のハスキーボイスを絞り出した。
本音は「後半の平泳ぎと自由形で追い上げることが快感」。だが、迷わず快感より記録を選んだ。最初のバタフライで日本記録ペースを0秒70上回り、続く背泳ぎで1秒37の貯金を作った。苦手の前半を首位で折り返し、あとは一人旅。竹村吉昭コーチは「バタフライが一番下手。もう少し泳げるようにさせたい」と伸びしろを指摘した。
「世界に対しての思いは平泳ぎの方が強い」と認める。今は個人メドレーが、いい息抜き。「平泳ぎばかりだと気が詰まる。メドレーは気分転換になるし、いろんな種目に挑戦することで選手として強くなる」。相乗効果を生み、この種目でも世界相手に戦えるところまで来た。
4月に早大スポーツ科学部に入学。鍛え上げた体は一回り大きくなった。「身長また伸びた?ってよく言われるけど、伸びていないんです。多分、肩幅が大きくなったからそう見えるだけ」と笑う。プールでは敵なしのクールビューティーも、普段は家族思いの心優しい18歳。多忙な日々の合間を縫い、2月21日の妹・千夏さんの15歳の誕生日には都内の実家に1泊だけしてお祝いをした。
残りは昨年のパンパシフィック選手権、アジア大会と金メダルを獲得した大本命の200メートル平泳ぎ。「3冠できたことは自信になるし、つなげたい。一番大事なレースなので、しっかり集中していきたい」。女子では13年ぶりの4冠選手として、世界選手権でチームジャパンを引っ張る。(高木 恵)
【ハノーバー(ドイツ)共同】サッカーのドイツ1部リーグで、酒井宏樹と清武弘嗣が所属するハノーバーは10日、ホームで原口元気と細貝萌のヘルタと1―1で引き分けた。酒井宏は右サイドバックでフル出場。先発した清武と原口は、ともに後半36分に退いた。細貝はベンチ外だった。
【ハノーバー(ドイツ)=共同】サッカーのドイツ1部リーグで、酒井宏樹と清武弘嗣が所属するハノーバーは10日、ホームで原口元気と細貝萌のヘルタと1―1で引き分けた。酒井宏は右サイドバックでフル出場。先発した清武と原口は、ともに後半36分に退いた。細貝はベンチ外だった。