政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【ハンブル(米テキサス州)AP=共同】米男子ゴルフのヒューストン・オープンは4日、テキサス州ハンブルのGCヒューストン(パー72)で第3ラウンドが行われ、ジョーダン・スピース(米国)が67をマークし、通算14アンダー、202で単独首位に立った。
1打差の2位には、いずれも米国勢のスコット・ピアシー、ジョンソン・ワグナー、オースティン・クックが続いた。
▽ブルージェイズ―レッズ(4日・モントリオール)
ブルージェイズの川崎は六回から代走で途中出場して二塁を守り、1打数1安打1得点だった。七回に中前打を放った。チームは9―1で勝った。(共同)
元ブラジル代表のFWロナウド氏は4日、北米サッカー2部リーグ(NASL)開幕に向けての記者会見に出席。12月に共同オーナーに就任した同リーグのフォートローダーデール・ストライカーズについて言及した。
F・ストライカーズの株式25%を所有しているロナウド氏によれば、同クラブは野心的な目標を立てていると見られる。
「我々が超えようとしない境界線は無い。ビッグクラブになると確信している。何故メッシやC・ロナウドが来られない? 数年後に我々は手にすることができる。生活のクオリティーによって、数多くの有名プレーヤーが南フロリダに来たがっている。誰がここに住みたくないと言える?」
なおバルセロナのFWリオネル・メッシに関しては「メッシを獲得する為の金があったら自腹でも支払う」と、同選手に敬意を払った。
また、ロナウド氏自身が同チームでプレーする可能性については「数試合には出られるかもしれない。プレーオフに進出したら可能性は高まるけど、監督に恥をかかさない様にまだコンディションを取り戻すには時間が要る」と、現役復帰の意欲を示した。
セリエA第29節が4日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランは敵地でパレルモと対戦した。
2日の練習中に足首を負傷した本田はこの試合を欠場。ミランは前線に左からジェレミー・メネズ、マッティア・デストロ、アレッシオ・チェルチを並べた。
パレルモはパウロ・ディバラを中心にゴールに迫る。13分、ディバラが左サイドでパスを受けると、そのままペナルティエリアに切り込み左足シュートを放ったが、ゴール左に外れる。23分にはディバラが左サイド深い位置から中央に折り返し、フランコ・バスケスがシュートを放ったが、ディエゴ・ロペスが体を張ったセーブを見せる。
押され気味のミランだったが、一瞬の隙を突きカウンターを仕掛ける。37分、中央のメネズが右サイドに展開すると、最後は左サイドをオーバーラップしたマルコ・ファン・ヒンケルが中央にグラウンダーのクロスを入れる。一度はステファノ・ソレンティーノが防ぐが、ゴール前に飛び込んだチェルチがこぼれ球を押し込み先制。チェルチにとっては、移籍後初ゴールとなった。直後、エドガル・バレードのゴールでパレルモが同点に追いついたかに思われたが、これはオフサイドの判定。ミランの1点リードで前半を終える。
早く1点を返したいパレルモは59分にCKのチャンスを得る。ファーサイドへのクロスにバスケスが右足で合わせたが、シュートは右サイドネットを揺らすにとどまった。すると70分、スルーパスに抜け出したアンドレア・ベロッティがガブリエル・パレッタのファウルを誘いPKを獲得。これをディバラがゴール右隅に流し込み同点とする。
ミランは76分、チェルチとデストロを下げて、スソとジャンパオロ・パッツィーニを投入。スソはミランでのデビューを飾った。82分、ジェレミー・メネズがハーフウェーライン付近でボールを奪うと一気に加速。相手選手2人を置き去りにしながらゴール前に持ち込むと、右足で強烈なシュートを突き刺した。これが決勝点となり、ミランが2-1で勝利。昨年10月の第6節、7節以来となるリーグ戦2連勝を収めた。
次節、パレルモはアウェーでウディネーゼと、ミランはホームでサンプドリアとそれぞれ対戦する。
【スコア】
パレルモ 1-2 ミラン
【得点者】
0-1 37分 アレッシオ・チェルチ(ミラン)
1-1 71分 パウロ・ディバラ(パレルモ)(PK)
1-2 82分 ジェレミー・メネズ(ミラン)
2戦連続でMVP級の活躍を見せたメネズ
セリエA第29節、ミランはアウェイでパレルモを2-1と下し連勝を飾った。しかし、この連勝はチームとしてではなく、メネズの個人能力による部分が大きい。それはチームの成長を放棄したものでもある。そして本田圭佑の立場も厳しいものとなる可能性が高い。
----------
サッカーとは、言わずもがな1チーム11人で行う団体競技である。しかし、11人をどのように使うかは監督の意向、あるいは選手の判断によって大きく変わるものでもある。
ロングカウンター、ショートカウンター、ポゼッション、パワープレー、サイド攻撃、中央突破、組織力重視、個人技重視…。その他にも戦術の選択肢は数多くあり、どれが正解というわけでもない。最終的には結果が出るか否かが判断の決め手となる。
今季、選手時代にもプレーしたミランの指揮官に就任したフィリッポ・インザーギ監督は、その中からカウンター、組織力、サイド攻撃を選択した。
支配率では40%台ながら、エル・シャーラウィが左サイドを突破し、メネズが中盤まで降りてスペースを空け、右サイドから本田が中へ侵入し、アバーテが右のスペースにオバーラップをすることでチャンスを作り出し、開幕7試合で2勝2分け1敗と決して悪くないスタートを切った。
しかし、当然のことながら新人監督のチームを放っておくほどセリエAは甘いリーグではない。十分なデータが出揃った中盤以降は対戦相手も徹底した対策を練ったことでミランのストロングポイントは潰され、徐々に成績も低下した。
そうしていく中で、インザーギ監督が打った次の手は、前線の個人技を中心に得点を狙う方法だった。
結論から言って、パレルモ戦のマン・オブ・ザ・マッチは間違いなくジェレミー・メネズ。しかも前節のカリアリ戦に続いて2戦連続。そのカリアリ戦で2得点を挙げ、この日のパレルモ戦でも83分に勝ち越し点を決めた。
試合後のスタッツを見ると、支配率はパレルモの53.7%に対してミランは46.3%、パス成功本数は353本に対して306本、アタッキングサードでのパス本数は158本に対して125本、チャンスメイク数は12回に対して5回、シュート数は16本に対して13本と攻撃に関する全ての面でミランが下回っていた。
チームの成長、成熟を放棄した勝利
チームが劣勢を強いられる中で、デストロがセンターFWを務め、左WGとして起用されたメネズはわずか1回のチャンスメイクのみに終わったものの、終盤の独力によるゴールでチームを連勝に導く存在となった。…