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4大リーグの得点ランク上位を独占するアルゼンチン人FW [写真]=Getty Images
3月に入ると、ヨーロッパのリーグ戦はいよいよ佳境を迎える。
UEFA主催大会を含めて、1シーズンのなかで「最も濃密な1カ月」と言われるこの3月は、ダービーマッチやタイトルの行方を左右するビッグマッチが目白押し。そんななか、勝敗の鍵を握るのは、やはりストライカーの出来だろう。サッカーは11人で行うチームスポーツだとはいえ、その最大の目的が「ゴールを奪うこと」である以上、最前線でプレーする彼らの活躍はチームの運命を大きく左右する。
では、現在、ヨーロッパで最もゴールを挙げている選手の国籍はどこか?
UEFA(欧州サッカー連盟)が発表しているリーグランキングで上位4位に入る、リーガ・エスパニョーラ、プレミアリーグ、ブンデスリーガ、セリエAの得点ランキングを覗いてみると、その答えが見えてくる。
■リーガ・エスパニョーラ
2位 リオネル・メッシ(バルセロナ):27ゴール
■プレミアリーグ
1位 セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C):17ゴール
■ブンデスリーガ
4位 フランコ・ディ・サント(ブレーメン):11ゴール
■セリエA
1位 カルロス・テべス(ユヴェントス):15ゴール
2位 マウロ・イカルディ(インテル):14ゴール
3位 ゴンサロ・イグアイン(ナポリ)、パウロ・ディバラ(パレルモ):12ゴール
このように、アルゼンチン人FWの活躍が非常に目立っているのだ。もともとストライカーと言えば、“南米出身選手”というイメージはあるが、例えば、ブラジル人FWの成績を見てみると、その差は歴然。ヨーロッパ4大リーグの得点ランキングトップ5に入るブラジル人FWは、バルセロナ所属のネイマール(17ゴール/リーガ・エスパニョーラ得点ランク3位)しかいないのだ。
昨年開催されたブラジルワールドカップで準優勝に終わったアルゼンチンは、テベスが代表登録メンバーから外れるという贅沢な悩みを抱えていたが、今もなお、同代表のFW争いは熾烈を極めている。今年の夏には、チリで南米選手権が開かれるが、上記に名を連ねる選手であってもメンバー入りは保証されていないのが現実だ。
一方で、我が日本人選手はというと、ブンデスリーガのマインツに所属する岡崎慎司が最多の8ゴールをマーク。そして、セリエAのミランに所属する本田圭佑が6ゴールでこれに続く。とはいえ、いずれも得点ランクは10位以下であり、前者は昨年12月、後者に至っては昨年10月以来、リーグ戦でゴールがない。
もちろん、所属するチームの調子や選手のキャラクターを考慮する必要はあるだろう。しかし、長らく「決定力不足」に悩まされる日本にとっては、アルゼンチンの“ストライカーバブル”はただただ羨ましい限りだ。
(記事/Footmedia)
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