政治そのほか速
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場所前の花相撲から続いている白鵬(30)の無言劇。取り組み後、報道陣に背中を向けて髪を結い直す後ろ姿はこっけいに映るが、自作自演の独り芝居かもしれない。
先場所、史上最多33回目の優勝インタビューの際、横綱は「大鵬親方の大きな結果を越えて目標が無くなり、もう引退かなと思いました」と話し周囲をドッキリさせた。
何ともぜいたくな悩みだが約2週間後、花相撲の土俵上で新たな目標を次のように披露した。
「親父はモンゴル相撲で6回優勝しています。モンゴル相撲は年1回。年6場所の日本の相撲に換算すると36回も優勝していることになる。(自分も)36回の優勝を目指して頑張りたい」
これは、いかにも取ってつけたようで、心身ともに熱くするエネルギー源としては弱い。それよりも、いきさつはともあれ、おのれの信念をかけて世間やメディアと対峙し、孤軍奮闘する方がずっと燃える。今に見ておれ、結果は土俵で出してやる。こう自分に言い聞かしてムチを入れているに違いない。
おかげで心配されたポスト33Vの緩みはカケラも見えない。先場所は全勝優勝したが、取り直しになった問題の稀勢の里戦をはじめ3番も物言いがつき内容的には万全とは言い難かった。しかし、今場所は初日から気迫あふれる相撲のオンパレード。対戦相手はため息をつき、天を仰ぐばかりだ。
初日から11連勝。2ケタ勝利は連続49場所。早くも周囲は優勝ムードだ。狙いはドンピシャ。白鵬、なかなかの役者だ。 (大見信昭)2015/3/19 16:56 更新
巨人・渡辺恒雄最高顧問(88)=読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆=が17日、都内で行われた激励会で恒例の「巨人が勝てば景気がよくなる」理論を披露した。
冒頭の主催者あいさつで渡辺最高顧問は「統計的に確立された数字があるとはいえないが、おおむね巨人ががんばってくれて景気がよくなる」と持論を展開した。
「安倍内閣ができて3年目に入る。巨人軍も3年連続でリーグ戦では勝っている。今年は本当の正念場。アベノミクス第3の矢の効果が上がるか上がらんかというのは今年だと思う」と分析。春闘の大幅ベアに「景気がすでによくなっている気がするし、今日も(日経平均)株価が2万円台にもうちょっと。空気はいい」と語った。
この理論に従えば、景気回復が本物なら巨人の勝利も間違いなし。「今年はもう優勝した後ですよね。クライマックスシリーズと日本シリーズを勝ち抜いてもらって。そのころ株価も3万円説があるくらいですから」。日経平均株価が3万円台に乗れば、バブル期の1990年8月以来だ。「読売新聞も大幅なベースアップができるように。今年はちょっと遠慮しとるわけですから。年末のボーナスがうんと弾めるように」と親会社への経済効果も期待した。
日本一奪回への不安要素は、連日のように耳に入るナインの故障報告。ただ自身も昨年11月に自宅で転んで上腕部を骨折し40日間入院した経緯があり、怒るに怒れない。「大酒を飲んで睡眠剤も余計に飲んで、それでおかしくなってひっくり返ってケガをした。選手諸君は練習とか試合とか、一生懸命チームのためにがんばろうと思った結果、ケガした。僕から文句なんて言えた義理は全くない」。そう語って笑いを誘った。
原監督が「水鉄砲打線」と自虐した貧打も、この日のヤクルトとの練習試合で15安打9得点とお目覚め。指揮官も「紙鉄砲くらいになった。個の力もチーム力も上がっている。(開幕戦で)最高の状態でスタートすると思い、計画通りきている」と自信を見せた。
最高顧問の「いい夢を見させてくださいよ、諸君」という願いをかなえる、アベノミクス第4の矢となるだろうか。
(笹森倫)2015/3/19 16:56 更新
テニスのマスターズ大会「BNPパリバ・オープン」第8日は18日(日本時間19日)、米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われ、男子シングルス第5シードで世界ランキング5位の錦織圭(25、日清食品)は4回戦で世界12位のフェリシアノ・ロペス(33、スペイン)に4-6、6-7でストレート負けを喫し、今大会初のベスト8を逃した。第2セットに逆襲して粘ったが、ロペスの強烈なサーブとベテランらしい試合運びに押し切られた。
過去の対戦は錦織の3勝2敗。ロペスは高い打点からのサーブを武器とするサウスポーで、スライスやムーンボール(山なりの球)などの多彩なストロークも盛り込まれて、錦織は攻撃力を封じ込められた。
互いにサービスをキープし、4-5で迎えた第1セットの第10ゲームが流れを決めた。錦織はサーブから積極的に前に出たがボレーに失敗。この試合初のブレークを許し、このセットを落とした。
第2セットも先にブレークを許し、1-4とリードを許す重苦しい展開。ここで錦織は反撃をみせ、積極的にストロークで攻めて第7ゲームで相手のサーブを初ブレーク。タイブレークに持ち込む粘りで会場を沸かせたが、肝心な場面でフォアの強打にミスが出て、2-7で落とした。
錦織は最後まで苦手とする球足の遅いハードコートにバウンドを合わせられず、ロペスの強烈なサーブにも対応出来なかった。結局、焦った攻めでミスを連発した。
うなだれながらコートを去った錦織は「相手はいいサーブを打って来た。決して悪いテニスではなかったが第1セットの後半、1つだけ悪いゲームがあったのが響いた」。
苦手な大会で、苦手な展開に持ち込まれての惜敗だった。次は25日開幕のマイアミ・オープン(米フロリダ州マイアミ)に出場する。2015/3/19 16:56 更新
【マンション業界の秘密】一部の地域で不動産バブルが続いている。首都圏では山手線周縁部と世田谷、武蔵小杉。近畿では京都の御所周辺と下鴨。そして宮城県の仙台市全域。エリアが限定されている。その他の地域では、少し上がったくらい。言ってみれば「局地バブル」だろう。
不動産といえども、その価格は需要と供給の関係で決まる。非常に偏った一時的な需要によって価格が形成されている状態がバブル。相続税対策や外国人の買いが価格の高騰につながっている今の都心は、まさにそれだと言える。
バブルは必ず弾ける。では、これがいつ終わりを迎えるのか。
東京五輪が開催される2020年まで続く、という説がよく紹介されている。そんなに長いはずはない。バブルは短期間だからバブル。五輪まで今の局地バブルが続けば、それは本物の地価高騰だ。まともな需要がないのに、そこまで不動産価格の上昇が続くとは考えられない。
17年4月に消費税が10%に上がるのは、ほぼ確実視されている。今まで消費税が上がった後には必ず景気後退が起こった。不動産市場もその波をかぶって動きが鈍くなるはずで、その時にこの局地バブルも弾けると考えるのが自然だ。
そうでなくてもこの局地バブルは需要が偏っているので、弾けやすい特性があるとにらんでいる。何かのきっかけさえあれば、不動産価格は一気に下落し始める可能性がある。
例えば、ギリシャのデフォルトやウクライナ情勢の悪化、中国経済の不況突入、原油の再高騰といった外部要因が引き金を引く可能性がある。
08年のリーマン・ショックは、サブプライムローン問題をベースにしている。あの時、多くのエコノミストたちは「日本には直接関係がない」というコメントを出していた。結果はどうなったか。
今、世界経済はグローバル化してしまった。地球の裏側の出来事が、日本経済に大きく影響する。そして、不動産取引といえども経済の一部で、景気が悪化すれば不動産取引も鈍る。価格も下がる。
そもそも「住む」という実需でない取引で膨らんでしまった都心の不動産バブルは、何らかの利益を狙った投機的な売買によって膨らんでいる。これは脆弱な価格形成だ。
都心や駅近の好立地以外に「住む」あるいは何かで「使う」目的のない不動産を所有している方々に申し上げよう。
「不動産は、今が売り時です」
特に今後もバブルの影響を受けないし、再び資産価値が向上する見込みのない地方の不動産は、値があるうちに売るべきだ。実家の処分に頭を悩ませているのなら答えは出ている。
「今後住む予定がないのなら、売る」
すでに売れない状態であれば、もらってくれる人を探すべきだろう。所有権がなくなれば、さまざまな責任もなくなる。固定資産税も払わなくて済む。
■榊淳司(さかき・あつし) 住宅ジャーナリスト。1962年、京都府出身。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案の現場に20年以上携わる。不動産会社の注意情報や物件の価格評価の分析に定評がある(www.sakakiatsushi.com)。著書に「年収200万円からのマイホーム戦略」(WAVE出版)など。2015/3/19 16:56 更新
楽天・則本昂大投手(24)が17日、日本ハムとの開幕戦(27日・札幌ドーム)に先発することが正式に決定し、大久保監督がエースに通達した。
「本人に開幕戦でいく予定だと伝えました。冷静に持っているものを出してくれたらいい」
この日の西武とのオープン戦(西武プリンスドーム)後、指揮官からゲキを飛ばされた右腕。20日の中日戦(ナゴヤドーム)での登板をへて、体調面で問題がなければ中6日で3年連続の大役に臨むことになる。
今春の沖縄・久米島キャンプでは、横振り気味だった腕の振りを縦に振り下ろす形に矯正。「狭い廊下でキャッチボールをしても大丈夫なイメージ。ブレない真っすぐを投げられるようにしたい」とフォーム改造に取り組んできたが、その課程で体に張りが生じた。それもあって実戦初登板は8日の中日戦と遅くなったが、その間は体調管理とフォーム修正も念入りにこなしてきた。
前回登板の14日・ヤクルト戦後に右肘の軽い張りのため、病院で検査を受けたが「張りがあっただけなので、全く問題なかった」と笑顔。球団関係者は「直球が上からたたき下ろせている。時間を掛けたおかげで、新しいフォームを完全にモノにしたようだ」とうなずく。
開幕戦の相手先発は大谷。“二刀流”を退けてスタートダッシュの推進役となりたいところだ。 (片岡将)2015/3/19 16:56 更新