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東京都奥多摩町は15日から、15年以上住み続けた人に土地と建物が譲与される「いなか暮らし支援住宅」の第2弾の入居者募集を始める。
1~2月に募集した第1弾には250件以上の問い合わせがあり、24件の申し込みがあった。
同住宅の入居者募集は、人口減少による少子高齢化対策の一環で、住宅は町に寄付されたもの。第2弾は同町海沢の築30年の木造2階建て住宅で、JR青梅線奥多摩駅から約1・5キロの距離にある。間取りは4DK(延べ床面積約118平方メートル)で庭付きのほか、約490平方メートルの畑もある。
15年以上住み続けると、土地と建物は無償譲与。家賃は不要だが、リフォーム費用などは自己負担となる。毎年、固定資産税に相当する金額(約3万円)の納付が必要。15年以上住んだ場合、町から相当額が定住祝い金として交付される。
入居条件は40歳以下の夫婦、もしくは18歳以下の子どもがいる50歳以下の世帯。5月15日までの募集期間中、申し込み制で現地説明会も行う。申し込み多数の場合、家族構成など選考基準を考慮し、入居者を決定する。
6都県の在住者から申し込みがあった第1弾の選考結果は、5月31日の町制施行60周年記念式典で発表される。町は空き家の寄付を募っているほか、JR青梅線の町内5駅から徒歩10~15分以内の空き家を調査し、買い上げるなどして活用を進める方針。
町企画財政課は「入居希望者だけでなく、施策に関心を持った人口減少に悩む自治体からも問い合わせがあった。今後も空き家を活用し、定住促進や人口増につなげたい」としている。問い合わせは同課(0428・83・2360)へ。