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いすゞ自動車が先頃発表した同社の2015年3月期 第3四半期(10-12月)の業績は売上高が4,670億円(前年同期比+12%)、営業利益が460億円(同+8%)、営業利益率9.8%(‐0.4P)で増収増益の状況。
また第1-3四半期では売上高が1兆3,500億円(+4.4%)、営業利益が1,230億円(‐7.4%)、営業利益率9.1%(‐1.2P)と増収減益の状況となっています。
(出展いすゞ自動車)
同社の主力製品である普通トラック(4トン超)の国内シェアは約3割強、小型トラック(2-3トン)が約4割を占めており、前年同期比でどちらも順調にシェアを拡大中。
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そのいすゞが9日、商用車の「安全・快適・環境」の分野における将来技術で、富士通との共同研究を発表しました。
具体的には、エネルギーシフトへの対応、運行安全性の向上、ドライバーの負荷低減に関する共同研究を通じて、両社の強みを生かした商用車に適するシステムを開発、将来車に採用していくことを想定しているそうです。
同社は1990年に富士通との合弁会社「トランストロン」を設立、各種の電子制御コントローラやテレマティクス車載機などを開発して来た経緯があります。
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一方の富士通はトヨタ自動車が昨年12月に発売したFCV「MIRAI」向けの国内初の水素ステーション情報管理サービスをスタート。
位置情報を活用したクラウドサービスで、スマホで水素ステーションの場所や稼動状況を把握できるようになっています。
(出展 トヨタ自動車)
両社は現段階で詳細な研究内容を明かしていませんが、富士通の先進技術をいすゞのトラックに導入することで、将来的には排ガスとは無縁の本格EVトラックや自動走行システム搭載モデルなど、トラックを対象にした新たな次世代自動車システムが生まれることになるかもしれません。
■いすゞ自動車 Webサイト
http://www.isuzu.co.jp/index.html
■富士通 Webサイト
http://www.fujitsu.com/jp/
■トランストロン Webサイト
http://www.transtron.com/
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