政治そのほか速
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事件があったチュニスの博物館の前からの報告です。
こちらは午前3時半です。後ろに見えるのが事件のあった博物館ですが、外には今も武装した警察官が外に立っています。私たちは敷地の中に入ることはできません。
日本人を含む乗客を乗せたバスは、この門から中に入っていったものとみられています。敷地の中にバスが入った途端に武装グループが銃撃を始めました。乗客は博物館の中に逃げ込んでいきましたが、男たちは、その乗客を追うように建物の中に入っていったということで、外国人の観光客をターゲットにした犯行とみられています。チュニジア当局は、イスラム国などイスラム過激派組織との関連を調べています。
日本人の観光客についての情報は入っていますか?
私自身が取材したチュニスの病院には2人の日本人男性が入院していました。1人は足から腰にかけて銃で撃たれて骨折。もう1人、50代から60代くらいの男性は軽傷でしたが、この男性は一緒にいた妻が銃撃を受け、亡くなったそうです。
病院関係者の話では、博物館の敷地内でバスから降りた途端に武装グループに銃撃されたとのことで、今は病院内の施設に遺体が安置されています。夫の男性は憔悴しきっていて、「楽しみにしていた旅行だったのに」と涙を流しているということです。(19日11:26)