韓国メディア・ヘラルド経済は１９日、米国議会が安倍首相の訪米時の米国上下院合同演説を許可する見通しになったと伝えた。日本の首相が上下院合同演説を行うのは初めて。
　記事によると、外交関係者が「安倍首相の上下院合同演説を可能とする方向で決定することが分かった。近く、安倍首相に議会演説の招待状が送られる雰囲気だ」と明かしたという。安倍首相は４月２６日ごろの訪米を予定している。
　米国の政治・外交メディア「ネルソン・リポート」も「安倍首相の上下院合同演説の招待状が送られたが、まだ公式発表がされていない状態」と伝えているという。
　この問題について、知韓派のマイク・ホンダ議員は記者団に対し「上下院合同演説は大変な優遇」と指摘したうえで、「もし安倍首相が演説するなら、１９３０年から４５年までの期間に組織的に少女と女性を拉致した事実を認め、明確に謝罪して歴史的責任を受け入れるべき」と主張した。
　一方、米国の韓国人団体は、ジョン・ベイナー下院議長に、安倍首相の議会演説に反対する書簡を届けたという。
　これに対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
　「いったい米国は何を考えているんだ？なぜ日本をコントロールしない？日本のせいで反米が少しずつ広まる韓国をどう思っているのだろう？米国が日本の肩を持ち続けたら、東北アジアで米国の力は弱まるだろう」
　「米国はすごい国だと思っていたが、歴史を知らない国であることが、これで如実に表れた」
　「安倍が合同演説をした瞬間、米国の国の品格は墜落し、世界のどの国も米国を尊敬しなくなる」
　「サードを配置しよう。米国と日本の手の平で遊ばれてみようか」
　「戦時中の蛮行を認めないことは道徳や倫理面からみて未開な行動。戦争犯罪を認めず日本が未開な民族であることを露わにしている。恥を知れ」
　「結局やるのか。安倍がイスラエルを訪問したのは、結局、米国に暮らすユダヤ人に認められるためだった」
　「何をしても韓国政府は口を開かない」
　「歴史修正ロビーには数億を使っても慰安婦の賠償はしない。過去の蛮行を認めろ」
　「ショック。米大使事件もショックだったが、これもショック」
　「シャーマンの発言が日本の偏った歴史観を認めてしまった。安倍はそのお陰で米議会でカッコ良く決めるチャンスを得た」
　（編集　ＭＪ）