198頭のゴンドウクジラがニュージーランドの浅瀬で座礁していた問題で、同国の環境保全局(DOC)は15日、生存の確認ができていた60頭については無事に海へ戻すことができたと発表した。
ニュージーランド南島のゴールデン湾で198頭のゴンドウクジラが座礁したのは13日のこと。
そのうち103頭の死亡と60頭の生存が14日までに確認されていたが、生きているクジラについては、同日午後6時の満潮に合わせてDOCが救出作業を再開していた。
その結果、60頭は無事に海へ生還。15日朝になって湾を再度確認したところ、ゴンドウクジラの姿はなく、浜辺はDOCの部隊が掃除して、ビーチは元の姿に戻ったという。