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ヒロシマ 聞く 伝える

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ヒロシマ 聞く 伝える

 「広島駅に近い京橋川で苦しむ子どもたちに、何もしてあげられなかった」。細川浩史さん(86)が語る被爆直後の惨状に、聞き入る人たちがいた。

  • 平和記念公園を受講生に案内する細川さん(左端)。17歳の時に職場で被爆した。当時の様子を正しく理解してもらうため、「自分の体験をすべて伝えたい」
  •  

      被爆者の体験を伝える「語り部」の後継者を3年間で養成する研修が広島市で行われている。

      広島平和記念資料館(同市中区)に登録、「語り部」として活動する細川さんら被爆者44人の平均年齢は81歳を超える。その経験や思いを後世に伝えるため、被爆者も含めた後継者を育成する取り組みだ。一昨年夏から研修を受ける1期生約100人が、来春の活動開始を目指している。

      21歳から80歳までの主婦や会社員ら。広島県内に住む被爆2世のほか、東京、山梨、大阪、福岡など9都府県から通う人も。研修は広島市で月1回程度行われ、1年目は原爆の仕組みや人体への影響など基礎知識を学んだ。2年目は被爆者から聞き取った体験を文章にした約45分間の「講話」を作り、3年目に実習を重ねる。正確さや分かりやすさを基準に、同市が認定する。

      主婦、土橋(つちはし)道子さん(72)(同市東区)の母親は、爆心地から約2・6キロの実家で被爆。6年前に亡くなったが、被爆体験を語り始めたのは、道子さんに子供が生まれてから。「あの日、広島で起きたことを、次の世代に伝えたかったのだろう」。その願いを継ごうと、研修に参加した。

      「被爆者にとっての69年を、自分が語れるのか」。受講生は時に悩みながら、被爆者から体験を聞き、逃げまどった道を一緒に歩いた。後継者として認定されれば、同資料館などで修学旅行生らに「体験」を語る大役を担う。「ヒロシマを忘れない」との誓いを胸に。

       写真と文 永尾泰史

      (5月24日から7月23日に撮影)

    • 細川さんは原爆で妹の瑶子さんを亡くした。被爆したときに妹が持っていた救急袋を受講生に見せた。中には包帯や傷薬の缶が残る

       

      • 土橋さんの母は、道子さんの防空頭巾を残していた。母の思いを生かし「戦争をしないために何ができるか考えましょう」と呼びかけるつもりだ

         

        • ボランティアとして平和記念公園で母の被爆体験を語る山岡美知子さん(63)。知識を深めたいと、研修に参加する

           

          • 受講生の若山隆英さん(67)は爆心地から3キロの場所で生まれ育った。図書館で資料を探し、パソコンに打ち込む。「なぜ原爆が落とされたのか」と考え続ける

             

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