政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
「ビッグデータ」などと呼ばれる大量の情報を素早く分析、管理できるシステムとして期待がかかる「SQL on Hadoop」。その導入に必要なソフトウェアとハードウェアを組み合わせた「TED Pivotal HAWQ パッケージ」を、東京エレクトロン デバイス(TED)が発売した。
【残りの画像を見る】
幾つものサーバをつなぎデータを分散処理できるシステムとして、注目度の高まる「Hadoop」。TED も以前から関連製品を取り扱っているが、まだ少なからぬ企業は利用するにあたってハードルの高さを感じているといい、今回そうした意識の解消を狙って、ソフトウェアとハードウェアを一括して導入できるパッケージを用意した。
TED はもともと商用 Hadoop 製品「Pivotal HD」と、Hadoop 上の SQL 処理に適したデータベース製品「HAWQ」のセットを販売しており、今回さらに最適なハードウェアに各種パラメータを設定して組み合わせる。
データ分析基盤に求められる性能、コスト、データ容量の観点から、2種類のパッケージを用意している。
「スタンダードモデル」は一般的な Hadoop 用途として CPU、メモリ、HDD をバランスよく選定し、最適なハードウェアと組み合わせたという。性能、ユーザー数、データ容量など要件に合わせて拡張が可能。
「キャパシティモデル」は HDD のインターフェイスに SATA を採用し、集約度を高めることでサーバ費用を抑えるパッケージ。Hadoop が得意とする大容量分析環境を実現できるとしている。
いずれも導入前のサイジングに必要な検証センターを用意し、導入時には事前設定、試験、設計、運用関連支援、訓練サービスを行う。また保守サービスとして24時間365日のオンサイトサポートにも対応する。
希望小売価格は3,000万円から。最小構成は6ノードとなっている。
なお、TED は、Pivotal HD にデータウェアハウス(DWH)「Greenplum DB」とハードウェアを組み合わせたパッケージ「TED Greenplum DBパッケージ」も販売している。