政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
気象庁が11日に発表した全球異常気象監視速報によると、3月4日から10日までの1週間に発生した世界の異常気象は、タンザニアで「大雨」など7件。
3月4日から10日に発生した世界の異常気象・気象災害は以下のとおり。
【多雨】北日本
発達した低気圧の影響により、北日本太平洋側では前の週に続いて異常多雨となった。 このうち、宮城県の仙台市では、9日から10日までの2日間に降った雨量が107.5ミリに達した。(3月の月間総降水量平年値は68.2ミリ)
また北海道の広尾では、10日に降った雨量が97.0ミリ、4日から10日までの7日間の降水量が142.0ミリとなった。(3月の月間総降水量平年値は91.2ミリ)
【少雨】ヨーロッパ中部
ヨーロッパ中部は低気圧や前線の影響を受けなかった。チェコの首都プラハにあるルジニェ国際空港では、10日までの30日間にほとんど雨が降らなかった。(2月、3月の月間総降水量平年値はそれぞれ19.2ミリ、28.0ミリ)
【大雨】タンザニア
中央アフリカ東部に位置するタンザニアでは、南部ソンゲアで4日に降った雨量が140ミリを超えた。(3月の月間総降水量平年値は228.4ミリ)
欧州委員会によると、この大雨により50人以上が死亡した。
【多雨】マダガスカルおよびその周辺
インド洋に位置するマダガスカルでは、熱帯低気圧トロピカル・ストーム「フィフティーン(Fifteen)」と「ハリーバ(Haliba)」の影響で、中部アンタナナリボでは、4日から10日までの7日間に降った雨量が190ミリに達した。(3月の月間総降水量平年値は219.8ミリ)
【低温・多雨】メキシコ東部およびその周辺
上空に北から寒気が入った影響で、メキシコ東部周辺では、前の週に続いて異常低温となった。
北東部のモンテレーでは、6日の平均気温が平年より13℃低い7℃となり、5日から7日までの3日間の最低気温は7℃に届かなかった。。
また、低気圧や前線の影響で、米国のテキサス州ヒューストンでは、8日から10日までの3日間に降った雨量が80ミリに達した。(3月の月間総降水量平年値は90.9ミリ)
【高温】アルゼンチン中部およびその周辺
暖かな高気圧に覆われた影響で、アルゼンチン中部のサンタローサでは、8日の平均気温が平年より7℃上回る27℃になり、7日の最高気温は35℃に達した。
【多雨】オーストラリア西部
低気圧や前線の影響で、オーストラリア西部のガスコインジャンクションでは、5日から6日の2日間に降った雨量が50ミリに達した。(3月の月間総降水量平年値は36.1ミリ)