政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
外出先でランチの後に人に会うという日、口臭がちょっと気になるなんて時もありませんか? 手元にはガムもなければブレスケアグッズもない……さて、皆さんならどうしますか?
そこで今回は、神奈川県の『大船駅北口歯科インプラントセンター』院長で、口臭治療も専門的に行う杉山貴志先生に、口臭の応急処置を教えてもらいました。
■ポイントは上手な唾液の出し方
そもそも、口臭はどうやって起きるのでしょう。以前「歯科医が警告!“ドン引きされる口臭”には大きな原因が2つあった」でもお伝えしたように、、歯周病や虫歯が原因で口の中の細菌が活発化したり(病的口臭)、抗菌作用のある唾液の量が極端に減ったりするため(生理的口臭)、臭くなるそう。
唾液は口の中の細菌を抑え、舌の上やほおの内側に残ったランチの食べかすなどを上手に洗い流してくれる、大切な効果があるので「息が臭くないかな……」と思ったら、唾液をたっぷりと出すエクササイズをすればいいのです。
杉山先生によると、「唾液を多く分泌させることが最も必要です。方法として、舌を良く動かすこと。唾液の分泌にとって非常に効果があるだけでなく、舌をきれいにするためにも重要なことです」とのこと。
■口臭予防に舌のエクササイズ
では、実際にどのように舌を動かせばいいのでしょうか? 杉山先生が推薦するのが以下の方法。
・口を若干開けます(指2本程度)
・口を開けたままの状態で斜め上(45度)を向きます
・舌を上顎の口蓋側、下の前歯の裏側、左右の奥歯の内側というように動かします
「できるかぎり舌の根元を動かすように行って下さい。1回の時間は約3分、これを1日3回行います」さらに、たっぷりと出た唾液を、舌でグルグルと歯やほおの粘膜などに伸ばしてあげるとさらに効果的みたいです。
また、「(口臭を気にして)会話が少なくなると舌の機能が衰えてきます。その結果、唾液の分泌が減少し口臭を引き起こしやすくなります」と杉山先生。大事な人と会う場合は、舌のエクササイズでたっぷりと唾液で口の中を洗浄した上で、自信を持って話をしましょう。
以上、外出先で口臭が気になる場合の応急処置を、歯科医師の杉山先生に教えてもらいましたが、いかがでしたか?
ちなみに補足ですが、ランチの後の歯磨きは唾液を失ってしまうので、逆に口臭にはNGだそう。歯磨きは1日2回で十分だそうなので、朝と夜だけ磨き、昼は唾液による洗い流しを心掛けてはいかがでしょうか。