満員電車は誰だってうんざりするもの。無心になって耐えつつ、車内がすくか、自分が降りる駅に着くまで待つしかやり過ごす方法はありません。ただでさえ辛い状況なのに、人の神経を逆なでするような行動を取る人が現れる場合も。そこで、社会人男女に満員電車で特に迷惑だった人について調査してみました。

　■そんなに仕事がしたい!?
　「ドアのそばでノートパソコンを広げていた男。その人が乗ったときには比較的空いていたのかもしれないけど……ご自慢のパソコンを逆に折り曲げてやろうかと思った」（女性／28歳／販売）

　「ぎゅうぎゅうな状態でタブレットを眺めている人は邪魔」（男性／28歳／制作）という声もあったので、ノートパソコンだと一層邪魔に感じられたかもしれません。ひと昔前は、同じ状況で新聞を大きく広げている人も多かったですよね。

　■向きが大切
　「本当に混んでいるときは身体を押し込みながら車内に乗り込むので、みんな背中から乗車する。でも、たまに前向きに乗ってくる人がいて……。次の駅まで顔が超接近したままやり過ごさなければいけないときは、本当に苦痛」（女性／31歳／教育）

　満員電車だと身体の向きを変えることもできませんもんね。急ブレーキがかかったら、どんなハプニングが起こるかわかったものではありません。

　■歌う!?
　「大声で歌うおじさんがいる。たまたまか見かけただけかと思ったら、その後もよく見かける。自分が利用している路線だけ……？」（男性／32歳／販売）

　満員電車で蓄積されるストレスを、歌で発散しているのでしょうか。代わりに周りの人たちがストレスフルに……。

　■自分で立とう
　「満員電車だということに甘えて、自分でちゃんと立とうとしない人。寄りかかられるほうの身にもなってほしい。そっちが思っているよりもずーっと重いから！」（女性／26歳／建築）

　確かに寄りかかってくる人、いますよね。急ブレーキがかかると、より重みがかかって本当に泣きそうになります。

　■食事
　「何か食べ始める人は最悪！ アメとかガム、チョコならまだ許せるけど、おにぎりとかサンドウィッチを食べ始めた日にはもう……。今までで一番つらかったのはフライドチキンかな」（女性／32歳／飲食）

　匂いも充満しますし、「ベチャッ！」とその食べ物を洋服や髪につけられてしまったりしたら、目も当てられません。

　いろいろな人が利用する満員電車。さまざまな迷惑行為でつらい思いをしている人の声が寄せられました。少しでもストレスを減らせるように、せめて自分だけでも人から迷惑と思われるような行為はしないように、心掛けたいものですね。

　文・ふくだりょうこ＋プレスラボ

　
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