政治そのほか速
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及第点が多かった高校生部門では、ただ美しいというだけではなく、人間的な面にまでも踏み込んだ作品が上位に入賞した。テーマ部門「感動」では、ファミリー部門同様、家族を題材にした作品が多かった。「ワァー!すごい!」は、子供自身の感動に魂がこもっている。人間ドラマを撮った作品はとにかく強い。
天変地異が多かった昨年。ニュース&ドキュメンタリー部門では、緊迫した様子を的確に捉えた写真が入賞した。予期せぬ噴火で、多くの登山者が亡くなった御嶽山。言葉だけでは決して伝えきれない状況が、写真データには残されていた。また、小笠原の海に集結したサンゴの密漁中国漁船は、外交問題の証拠を突きつけた。
どんな事態にあっても記録を残し、世間に伝えようという志を持つ人の存在は大変貴重だ。けがには気をつけて、これからもどんどん写真を撮って、そして送ってもらいたい。
審査委員◇
第36回よみうり写真大賞(主催・読売新聞社、協賛・ニコンイメージングジャパン)のニュース&ドキュメンタリー、テーマ、高校生、小中学生、ファミリーの5部門の受賞作が決まった。応募総数は3万点超。表彰式は24日に読売新聞東京本社で。入賞作品は3月27日の東京を最初に、大阪、福岡、浜松で巡回展示される。(敬称略)