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◇トミー・ジョン手術を受けることを発表
【サプライズ(米アリゾナ州)田中義郎】エースの出した結論は、手術だった。大リーグ・レンジャーズは13日、右肘の靱帯(じんたい)損傷が判明したダルビッシュが靱帯修復手術(通称トミー・ジョン手術)を受けると発表。ダニエルズ・ゼネラルマネジャー(GM)は復帰のめどを来年5月とした。
当地で行われた記者会見で、トミー・ジョン手術のイメージを聞かれたダルビッシュは「単純に麻酔が怖い。本当に、本当にそれだけ」と話し、報道陣の笑いを誘った。6日に磁気共鳴画像化装置(MRI)による検査を受け、靱帯が切れているのではなく、擦り減った状態という、まれなケースであることが判明した。チームドクターから「手術を勧める」と言われた時、心は手術で決まっていたというダルビッシュ。ただ、肘の触診を受けても痛みはなく、「痛くないのであれば手術をすべきではない」との意見があったのも事実だ。
それでもメスを入れることに踏み切ったのは「2シーズンを棒に振ってしまう可能性があるから」。このまま手術をしなければ、いつ靱帯が切れてもおかしくない状態で投げなければならない。しかもシーズン途中で靱帯断裂となれば、時期にもよるが、来シーズンも登板できなくなる可能性がある。ダルビッシュは「(今回は)痛みを改善する手術ではない。2シーズンを棒に振るリスクを改善するための手術」と説明した。
手術の先には、長く苦しいリハビリ生活も待つ。それでもダルビッシュは「僕の肘がよくなっていくのだとか、トミー・ジョン手術の過程とかも伝えていくことができる。そこは楽しみ」と前向きに話した。
レンジャーズ・ダニエルズGM リハビリの状況は人により少しずつ異なる。だから復帰への時間を計るつもりはない。我々の目指すところは、彼の状態が順調に回復し、復活することだ。