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韓国対外経済政策研究院は27日、「アジア投資インフラ銀行(AIIB)の現況と韓国の方向性」と題したレポートで、AIIBは創始メンバーの募集を締め切り、各国が出資比率争いを開始したと報告した。韓国の出資比率は3.35%~3.93%になるとみられている。28日付で環球時報が伝えた。
ただ、ロシアがどのような扱いになるのか、それによって各国の出資比率が左右される。27日と28日に各国代表が北京に集まり、出資比率とAIIBの管理メカニズムについて話し合いが行われる。韓国SBSは27日、「韓国対外経済政策研究院の推算によると、韓国の出資比率は5番目の多さになる」と報じた。
AIIBの規定によると、出資比率はアジアが75%、アジア以外に25%が割り当てられることになっている。だが、欧州の主要先進国が参加したことにより、アジアの出資比率が減少する可能性もあるとみられている。アジアの配分が75%の場合、各国の国内総生産(GDP)に60%、購買力平価(PPP)に40%の比重を置いて計算すると、中国の出資比率が最多の30.85%になる。これにインドの10.4%、インドネシアの3.99%、ドイツの3.96%、韓国の3.93%が続く。
だが、ロシアがアジア扱いになるのか、欧州扱いになるのかで、この比率が変わってくる。ロシアがアジアとして加入した場合は、アジア以外の配分が30%になり、韓国の出資比率も3.35%に減少する。最大の中国も26.27%に。アジア以外の配分が多くなれば、GDPの高いドイツやフランス、英国、ブラジルが恩恵を受けることになる。
(編集翻訳 小豆沢紀子)