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「髪が老けるとは、ボリュームやツヤがなくなりクセが出るということ」と話すのは、女優やタレントのヘアメイクを多数手がけるヘアスタイリストの曽我和彦さん。「髪に悩みは多いけど、仕事柄大きくスタイルは変えられない」というタレントの荒木由美子さん(55才)が、手をかけすぎずに悩みを解消するテクニックで若々しく、華やかに変身しました。
荒木「いま55才ですけれど、白髪や髪が細くなってきたことを実感しています。髪のくせも強くなってきて、普段は帽子やカチューシャが手放せません」
曽我「40~50代の女性の方は、ボリュームダウンやツヤがないなど、ほとんど皆さん髪の悩みを持っていらっしゃいますね」
荒木「そうですね。私は特に前髪が大切だと思っているんです。前髪用の部分ウィッグは、講演や急な外出のときに大活躍してます。前髪にツヤがあると、ヘア全体が決まって見えるんです」
曽我「この年代は、若いときと同じことをしていてはダメ。例えば、ボブでも40代からだったらただのボブではなく、毛先に少し軽さを出した方がいい。それをずっと変えずにいると、昭和を引きずっている人に見えてしまいます。逆にレイヤーを入れすぎると、傷んでいるように見えてしまう。年齢に合わせて、変えていくことが必要なんです。
40~50代は足りなくなったものを加えるくらいがちょうどいい。できるだけ素材感を生かして、プレーンでキレイを目指すのが正解です。若い時にはメイクを濃くしてもよかったんです。いつも女優さんたちにも話しますが、ある年齢になったら、肌質がわかるようにしてあげないとだめ。その上の70代以降になると、今度はメイクもヘアもしっかりで、迫力のある魅力になったりするんですが」
曽我「荒木さんは、ずっとロングヘアのイメージですね」
荒木「デビュー当時にシャンプーのCMをやっていたので、ずっとストレートのロングでした。その印象が、皆さん強いんですよね。本当はショートカットにも憧れるんですけど、どうですか?」
曽我「50代でショートにするなら、スポーティーすぎる“テニスおばさん”にならないように気をつけて(笑い)」
荒木「今は講演の仕事が多いので、ヘアスタイルもやさしい雰囲気を意識しています」
曽我「やっぱりイメージは大切ですからね。サロンに来る方も、オーダーの時に『髪がはねてイヤ』『ペタッとするのがイヤ』などなにがイヤなのかばかりを言う方がいるのですが、そうでなくてどうしたいのかを言うといいと思います。こうなりたいというイメージでもいいんです。かっこよく、かわいく、お手入れがしやすくでもいいんですよ」
※女性セブン2015年3月19日号