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【モデルプレス】V6の森田剛が、初主演となる映画で連続殺人鬼役に挑むことがわかった。
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連載当時、その過激な内容からファンのあいだで物議を醸し、実写化不可能とも言われていた、人気漫画家・古谷実のベストセラー『ヒメアノ~ル』を映像化。蜷川幸雄、宮本亜門、いのうえひでのり、行定勲ら名演出家たちの舞台作品で、演技の幅を広げてきた森田が、同作で満を持しての映画初主演をつとめる。
人間を“ターゲット=餌”としか思わない連続殺人鬼・森田正一を演じる森田は、「決して共感はできない今回の役作りに関して、吉田監督とお話ししただけでは、中々理解するのが難しいと感じています」と苦戦している様子。しかし「森田正一の過去や、なぜこういう人間になったのかを理解して、クランクインを迎えたいです」と真摯に役に向き合っているようで「キャスト・スタッフのこめた熱が、しっかり伝わる人間臭い作品を目指したいと思います」と意気込みを語った。
メガホンを握るのは『銀の匙』や『さんかく』などユーモラスで繊細な人間描写に定評のある吉田恵輔監督。「高校生の頃からバイブルだった古谷実さんの漫画を監督出来るなんて夢のようです。ドス黒さ溢れる、良い意味でバランスの悪い映画に仕上げたいです」と、衝撃作への挑戦に気合十分。「森田さんには“普通なんだけど普通じゃない”という感じを表現して頂きたい。難しい注文ですが、森田さんなら答えてくれると思います」と期待を寄せた。
◆実力派俳優が脇を固める
物語は、ビルの清掃会社でパートタイマーとして働く岡田進と同僚の安藤の恋愛に悩む平凡な日常とともに、のちに岡田の恋人となるユカをつけ狙うサイコキラー・森田正一の心の闇を描く。平凡な男・岡田役には濱田岳、ヒロイン・ユカ役には佐津川愛美が決定。森田とともに体当たりの演技に挑む。
なお、撮影は3月末日より開始。公開は、2016年を予定している。(modelpress編集部)
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