政治そのほか速
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【モスクワ=田村雄】ロシアのボリス・ネムツォフ元第1副首相が2月27日、モスクワで凶弾に倒れた事件は、暴力で野党勢力を恐怖に陥れ、活動を封じようとするテロとみられている。
プーチン体制と対立する人物の暗殺が繰り返され、ロシア社会は閉塞感を強めている。
3月1日の反プーチン政権デモに参加を表明していた野党ヤブロコのセルゲイ・ミトロヒン党首は28日、今回の事件を「明らかに政治的な殺人だ。野党勢力だけでなく、ロシア社会全体に向けた攻撃だ」と非難した。射殺事件が起きたクレムリン近くの橋には同日、野党系の政治家や市民が次々と訪れ、バラやカーネーションの花束を手向けた。
ネムツォフ氏ら野党勢力が計画した1日のデモは、「公正な選挙」などの民主化要求に加え、プーチン政権のウクライナ政策がロシアの危機を招いているとして「侵略行為の即時停止」を要求する狙いだった。