政治そのほか速
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ろうの垂れ具合で、その年の豊凶を占う「沢田ろうそくまつり」が5日夜、青森県弘前市沢田の沢田神明宮で行われた。
まつりは、毎年旧暦1月15日の小正月に行われている。平家の落人の慰霊が起源とされ450年以上の歴史があるという。沢田地区は現在、10世帯25人が暮らし、普段は静かだが、この日は市内外から参拝者が続々と訪れた。
参拝者らは、境内の岸壁にあるほこら「岩屋堂」に、ろうそくを立て、五穀豊穣や家内安全などを祈った。一晩中灯されたろうそくの溶けた形を見て、翌朝、作物の豊凶や願い事を占う。ほこらの前の斜面にろうそくを並べることで、地域の原風景である「棚田」を表現している。
まつり実行委員長の田沢俊則さんは「沢田地区は限界集落的な場所だが、元気にやっているところを見てほしい」と話していた。