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フランスの世界遺産「モンサンミシェル」のかつての姿を見ようと、大勢の観光客が押し寄せました。
フランス北西部ノルマンディー地方に位置する観光名所「モンサンミシェル」。モンサンミシェルが浮かぶサン・マロ湾は、もともと潮の干満の差が激しいことから、かつては干潮時にしか、島に到達することができませんでした。しかし、その後、18世紀に道路がつくられ、海に囲まれる姿はほとんど見られなくなっていました。
20日、ヨーロッパで観測された日食の影響もあり、「世紀の大潮」が予想されていたことから、大勢の観光客がかつての孤島を一目見ようと押しかけました。21日の潮位は14メートルを超え、18年ぶりにかつての姿を現し、人々はつかの間の風景を楽しみました。
次回、フランスにこれだけの大潮がくるのは18年後の2033年ということです。(23日08:34)