政治そのほか速
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2015年3月19日、澎湃新聞網は、湖北大学政法・公共管理学院院長で国際政治学専門の劉文祥(リウ・ウェンシアン)氏による「日本への回答:“1969年地図”はちょうど良いことに釣魚島(日本名:尖閣諸島)が中国の物であることを証明している」と題するコラムを掲載した。以下はその概要。
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この地図は福建省と台湾省を記した地図だが、地図の幅の制限を受けたため実際の縮尺と同一ではなく、両省に関係のある地域が書き加えられているのである。逆に関係のない広東省や江西省、琉球などははじかれている。尖閣群島は、実際の縮尺ではこの地図に収まらない。日本側が言うように、当時の中国政府が魚釣島と周辺の島々が日本の領土であると認識していたとするならば、書き加えられるはずはないのである。
それだけでなく、地図では台湾以東の海域が広く描かれている。もし、魚釣島と周辺の島々が台湾省に属するという認識がなかったのなら、どうして関係のない海域にそれだけのスペースを割いたのだろうか。しかも、それによって福建省の西南の端が地図から漏れている。これはまったく説明不能である。
この地図には「尖閣群島」「魚釣島」といった日本側が主張する地名が書かれているものの、その意図は「尖閣群島は台湾省の一部である」ということなのである。そのため、日本側が新大陸を発見したかのごとく、中国が1969年に出版した地図を取りたてて騒ぐことは、日本の主張の新たな証明にはならないばかりか、中国政府が魚釣島を台湾省に属すると考えていた動かぬ証拠なのだ!(翻訳・編集/北田)