政治そのほか速
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2015年4月17日、北京で会社員をしている20代の女性はこのほど、「日本の桜が中国の桜よりも美しい理由」とする文章をつづった。
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前回日本を訪れた際、桜の季節に間に合わなかったことが心残りとなって、再び桜の季節になったら必ず日本に行くと決めていた。知り合いの多くからは「何も日本にまで桜を見に行かなくても、北京にだってあるでしょう?」「花見と言えば武漢大学が評判だし、桃の花の中を列車が走る居庸関もきれいだし、国内にも花の名所はある」と言われた。
今回再び日本を訪れ、待ち望んだ桜をついに見る機会を得た。そして、日本の桜が中国や韓国とはまったく異なる美しさを備えている理由を知ることができた。日本の桜は姿が女性らしく変化に富んでおり、和服を着た少女のような美しさがある。北京周辺の山々の植物は人工植樹された松や柳ばかりで、さらに虫よけの石灰が醜く塗りたくられているが、日本の植物には自然な雰囲気や多様性があり、京都の鞍馬寺のように建物も自然との調和がとれている。
美に対する認識の違いも大きい。中国では自分自身の価値観も重要だが、それ以上に具体的に変えていくような価値基準が重視される。日本人はあるものを受け入れ、環境やマナーなど基準に統一感があり、都市でも農村でも、子どもでもお年寄りでも、同じ基準を守って生きており、国全体や国民の統一感がとれ、管理のしやすさや、さまざまな不安定要素の抑止につながっている。(翻訳・編集/岡田)