中国メディア・新華網は９日、３月に桜のシーズンを迎える日本へ行って桜を観賞するうえで注意すべき点について紹介する記事を掲載した。
　
　【その他の写真】
　
　【その１】
　日本ではどんなに混雑していようが、急いでいようが、地下鉄などの公共交通機関、公共施設を利用する際はちゃんと列に並ばなければならない。
　【その２】
　公共交通機関内で大声で話したり電話をかけたりするのはマナー違反。また、優先席付近では携帯電話の電源を切ること。電磁波が妊婦やお年寄りの健康に危害を及ぼす可能性があるからだ。
　【その３】
　エスカレーターに乗る際、関東では左側、関西では右側に立ち、片側は通れるように空けておくこと。京都は関西地方だから、立つのは右側だ。
　【その４】
　公共スペースで騒ぐのはモラルに欠ける行為。地下鉄や街頭、レストランで大声を出せば、他人は迷惑に感じる。
　【その５】
　日本では食べられるだけの食事量を注文するのが原則。日本では食べ物の値段が衣服より高いので、そうすることで予算の節約にもつながる。
　【その６】
　トイレットペーパーは便器の中に捨てること。そして、公衆トイレを含めたどこのトイレにも、トイレットペーパーが備え付けられている。
　【その７】
　街頭でのつば吐きや喫煙は許されず、罰金を取られるところさえある。街頭や公共スペースには喫煙室が数多く設置されいるから、我慢できなくなったらそこで一服すること。
　【その８】
　花見をする上では、以下の点に注意すること。
　・ゴミは指定された場所に捨てるか、持ち帰る。
　・大声で騒がないこと。他人に迷惑をかけないで楽しむのが原則。
　・車酔いなどの時のために、エチケット袋を用意しておくこと。
　・桜の花を採ったり枝を折ったりしないこと。枝を揺らして花びらを落とすのもダメ。（花吹雪を見たいなら、天気予報に留意）
　・人気のあるスポットは、事前に場所取りをすること。
　・花見の宴会場所は公共スペースであることを忘れずに。
　（編集翻訳　城山俊樹）