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独機墜落「副操縦士が意図的に急降下」…仏検察

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独機墜落「副操縦士が意図的に急降下」…仏検察

 独機墜落「副操縦士が意図的に急降下」…仏検察

 【パリ=本間圭一、三好益史】フランス南東部のアルプス山中で24日に墜落したドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機を巡り、仏検察当局のブリス・ロバン検察官は26日、仏南部マルセイユで記者会見し、機長がコックピットの外に出た後、副操縦士が意図的に機体を急降下させたことを明らかにした。

  検察官は、副操縦士を殺人容疑で捜査する考えを示した。

  ロバン氏によると、副操縦士は、ドイツ国籍のアンドレアス・ルビッツ容疑者(28)。ロバン氏は「テロリストとしてリストアップされていない」とした上で、「墜落をテロとみなす根拠はない」と述べた。

  回収されたボイスレコーダーから、墜落前30分間の会話が判明した。機長がルビッツ容疑者に操縦を任せ、コックピットを出た後、同容疑者が扉を開けるのを拒否、機長を閉め出した。ルビッツ容疑者は管制塔の問いかけに応じず、墜落直前までの10分間は、同容疑者の呼吸音だけが聞こえた。機長がコックピットを出る前にルビッツ容疑者と交わした会話は、着陸についての説明で、異変はなかった。

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