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【AFP=時事】スーダン系英国人の若い医学生9人が、トルコに渡航後に消息を絶ち、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」に医師として参加する目的でシリア入りした恐れがあることが分かった。英メディアや関係筋が22日、明らかにした。
【図解】シリアとイラクの過激派に合流する外国人の内訳
英紙ガーディアン(Guardian)と英国放送協会(BBC)によると、医学生らは12日、スーダンの首都ハルツーム(Khartoum)から空路でトルコのイスタンブール(Istanbul)に渡航。その後、シリアに向かうバスに乗り換えた。BBCによると、さらに米国とカナダのスーダン系医学生2人も合流したとされる。
トルコ野党、共和人民党(CHP)のメフメト・アリ・エディボグル(Mehmet Ali Ediboglu)議員によると、不明医学生らの家族はトルコ入りし、手遅れになる前に学生らを帰国させようと、対シリア国境の都市ガジアンテプ(Gaziantep)を訪れているという。
同議員はフェイスブック(Facebook)上で、行方が分からなくなっている男子学生5人と女子学生4人の写真を公開。うち何人かは、卒業式での誇らしげなアカデミックガウン姿で写っている。【翻訳編集】 AFPBB News