政治そのほか速
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オーストラリア政府は、シドニーの空港で、過激派組織「イスラム国」の支配地域に向かおうとしていたとして16歳と17歳の兄弟の渡航を阻止しました。
シドニー国際空港の税関で職員からの取り調べを受ける少年。オーストラリア政府は、「イスラム国」に合流しようとしていたとして、16歳と17歳の兄弟の渡航を阻止したことを明らかにしました。
地元メディアによりますと、荷物の中から「イスラム国」と関連するものや、当局から聞かれた場合、出国する理由をどう偽装するかが書かれた手紙が見つかったということです。兄弟は6日、トルコに向かおうとしていましたが、両親に引き渡されました。
「国境警備の警戒の中、2人の若者の中東への渡航が阻止されたことは、“死のカルト”による誘惑の一例であり、我々は厳しく取り締まるため最大限のことをすることが大切だ」(アボット首相)
オーストラリアでは、ニューサウスウェールズ州政府が「過激化した受刑者が外部の者に対し影響力を及ぼす可能性がある」として、テロ未遂などで収監されている受刑者に対し、アラビア語で話すことを禁じ、英語で話すよう強制する決定をしたり、オーストラリア全土で治安当局の職員およそ400人を出国管理にあたらせるなど警戒レベルを上げています。(09日23:47)