政治そのほか速
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【シドニー時事】超大型サイクロン「パム」が13日夜に直撃した南太平洋の島国バヌアツで、捜索・救助活動が難航している。生存率が急激に下がるとされる「被災から72時間」を迎える中、多くの離島とは通信や交通が途絶し、被害の全貌も分からない。NGO関係者らは、初動の遅れに焦燥感を募らせている。
国連防災世界会議出席のため仙台滞在中のロンズデール大統領は16日、オーストラリアのABC放送に対し「確認できた犠牲者は首都ポートビラでの6人だけだ」と明かした。記録的な強風と豪雨に襲われ、離島では数十人規模の死亡情報が飛び交うが、確認が遅れている。
バヌアツ赤十字社のハニントン・アラトア社長は、人口の約半分の推定13万人が被災し、地方で多くの犠牲者が出ていると指摘。AFP通信によると、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」関係者は、バヌアツにいながら「いまだにポートビラに足止めされており、悔しい」と嘆いた。
在フィジー日本大使館によると、日本人が被害に遭った情報は入っていない。