政治そのほか速
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(台北 28日 中央社)歌手のジェイ・チョウ(周杰倫)が27日、台北市政府で行われた記者会見に登場し、結婚後初めて公の場に姿を見せた。先日発覚した妻のハンナ(昆凌)の妊娠に対するコメントなどを聞こうと大勢のメディアが会場に到着したジェイの後を付いてまわり、現場は一時混乱状態となった。
混乱を避けようと裏門から入ったものの発見されてしまったジェイ。メディアらの追尾から逃れるための休憩室も無かったため、登場までトイレに隠れざるを得なかったと会見では苦笑いを見せた。
ジェイが出席したのは音楽を愛する高校生や大学生に表現の場を与えることを目的とした大会「第3回全国校際原創音楽大賽」の記者会見。ジェイは「ぜひとも参加しなければと思った」とこの大会を開催する意義の大きさを語り、会場の学生に音楽に携わる上でのアドバイスを贈った。
同大会の決勝は、来月3日に台北市内で開催。ジェイも出席し、受賞者を表彰する。受賞者はジェイの所属レコード会社と契約を結べる可能性もある。
(游凱翔/編集:名切千絵)
2015年4月24日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、水の潤沢な中国南部から水不足の北部へ水を運ぶ「南水北調」プロジェクトは、多くの都市がその水を使おうとしていない状況にあると報じた。
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3000億元(約5兆7500億円)を投じ、40万人以上が立ち退きを迫られたプロジェクトが、十数年の工事を経て完成した。だが、北方の都市の多くは、南から来た高コストの水を使うことに尻込みしている。
環境保護を専門としている楊勇(ヤン・ヨン)氏は、自由アジア放送の取材に対し、「水質への懸念と、南方の水を使うほどに事態が切迫していない。予算の問題で、高コストのインフラ建設を負担しきれない」という三つの原因を挙げた。その結果、インフラの整備が滞っているのだという。
山東省徳州市では、2年前から近郊のダムに南水北調の水が集められている。しかし、徳州市ではいまもその水を活用するためのインフラが整備されていない。現地の政府高官は、「徳州ではここ数年水は不足しておらず、主に黄河の水を使っている」と述べた。山東省では南水北調の水を利用するためのインフラ整備に約230億元が必要だとされているが、昨年末の時点で集まった資金は3分の1にも達していない。
楊勇氏は、「インフラ建設の補助が必要だ」と、政府の介入の必要性を訴えている。南水北調の水を利用する見込みの253都市のほとんどで、インフラ整備が完了していない。だが、楊氏は「将来的に経済成長と人口増加により、水の需要は必ず高まる。今必要でないからといって、将来も使用しないわけではない」と述べた。
南水北調プロジェクトには当初から大きな議論があったが、現在、中央ルートと東部ルートはすでに開通している。専門家たちは水の有効利用と、節水の重要性を訴えている。(翻訳・編集/岡本悠馬)
【カトマンズ時事】ネパール中部で起きた大地震は28日正午前(日本時間午後3時すぎ)、生存率が大幅に低下するとされる72時間が過ぎた。AFP通信によると、これまでに死者は周辺国を含め4400人超。国連は被災者が800万人に上ると発表した。被害状況が明らかになっていない農村地域で救助活動が本格化すれば、犠牲者数はさらに増える恐れがある。
ネパールや各国の救助隊は生存者の救出を急いでいるが、震源に近く交通が遮断されたラムジュン郡の一部地域などにたどり着けていない。
日本の国際緊急援助隊・救助チームは28日、ネパールに到着した。援助隊は27日、同国入りする予定だったが、カトマンズの空港の混雑で着陸できずタイ・バンコクまで引き返していた。
(台北 28日 中央社)日本映画「深夜食堂」の特別上映会が27日、台北市内の映画館で開催された。人の心を癒やす数々の料理が登場する同作にあわせ、会場では台湾で活躍する日本人シェフのMASAさんが作った特製料理が観客に振る舞われた。
同作は安倍夜郎氏の同名漫画を原作とした作品で、連続テレビドラマ化もされている。台湾では、同名漫画の台湾版が2011年に、テレビドラマDVDが2013年にそれぞれ発売。台湾のインターネット書店「博客来」が発表した2012年の翻訳書籍ベストセラー作家ランキングでは、安倍氏が1位に輝くほど高い人気を誇っている。
主演の小林薫扮する料理店店主のスタイルで登場したMASAさんは、串焼きやごま味噌肉じゃが、フルーツシフォンケーキ作りを実演。汗だくになりながら完成させた愛情のこもった手料理で、観客の心を温めた。
同作は台湾では30日に公開。日系居酒屋チェーンでは、同シリーズ中に登場した豚汁や卵焼きなどのメニューが期間限定で提供されている。
(王靖怡/編集:名切千絵)
【モスクワ時事】トルコのエルドアン大統領は27日、第1次大戦中のオスマン帝国(当時)によるアルメニア人迫害を「ジェノサイド(集団虐殺)」と表現したロシアのプーチン大統領について「まずロシアのウクライナ軍事介入を説明すべきだろう」と述べ、不快感を示した。
ウクライナ東部では昨年4月以降、政府軍とロシアが支援する親ロシア派の戦闘で、国連推計で民間人を含む6000人以上が死亡。エルドアン氏は過去の虐殺問題よりも現在の紛争の犠牲者を直視すべきだと、プーチン氏を皮肉った格好だ。
アルメニア人迫害が始まって100年とされる今月24日、プーチン氏はアルメニアの首都エレバンの追悼式典に出席。演説で「きょうは人類史上最も恐ろしい悲劇的な事件の一つ、アルメニア人集団虐殺の追悼日だ」と発言した。
ロイター通信によると、エルドアン氏は「プーチン氏の言動は残念だ」と表明。その上で「(ロシアが軍事介入した)ウクライナ東部と南部クリミア半島で現在起きていることは見ての通りだ。ジェノサイドという言葉を使う前に、まずこれらを説明すべきだろう」とかみついた。