政治そのほか速
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那智勝浦町の勝浦漁港に17日、今シーズンで最も重い319キロのクロマグロが水揚げされ、1匹当たりでは最高値となる約616万円(消費税込み)で取引された。
高知県東洋町の「金漁丸」(19トン)が、潮岬の南約800キロの太平洋のはえ縄漁で仕留めた。
今季水揚げされた300キロ超のクロマグロは5匹目。1キロ2万2000円と、約10年ぶりに2万円以上で取引されたものもあり、勝浦漁協では「例年に比べ、水揚げ量もまずまず。今後に期待したい」としている。
◇暴走族、覚醒剤・・・私もやり直せた
10代の頃に暴走族で暴れ回り、覚醒剤にもおぼれた男性牧師が、自身の半生をつづった本を出版した。聖書の言葉で立ち直り、戸惑いながらも少年の更生を支える側になった現在までの歩みを、率直な言葉で記している。「人生につまずいた少年らの、一つの道しるべになれば」と話す。(久場俊子)
東大阪市で教会を運営する牧師、野田詠氏(えいじ)さん(39)。2月20日、「私を代わりに刑務所に入れてください 非行少年から更生支援者へ」(いのちのことば社)を出した。
野田さんは、中学卒業後に仲間とグループを結成。金属バットやナイフで武装し、交番を襲った。
〈チームの名前が売れることがすべてだった。大阪で最大の暴走族になることが夢だった〉
17歳で覚醒剤に手を出した。身長1・86メートルで体重が五十数キロにまで落ちた。
〈夜眠る時には、誰かが襲って来ないかと不安だった(中略)。枕元にナイフか包丁がないと寝つけない、そんな人間になっていた〉
転機は、少年院に入った19歳の時。命を狙われる生活に疲れ果て、兄が差し入れた聖書の一節「神の前で隠れおおせるものは何一つなく」という言葉に心を打たれた。
〈突然、私は背後に神の視線を感じた。(中略)もう悪いことはできない……、そう思った〉
出院後、神学校に入学、アルバイトでためた資金をもとに教会を開設した。アルバイトと掛け持ちで教会を運営し、非行少年の更生に心を砕くが、簡単にはことは運ばなかった。
〈こんなに裏切られることが少なくない活動は、しんどいからやめようと思うことも時にはある〉
それでも、むなしい罪を犯して幸せになれなかった自らの経験を踏まえて、訴えるように記す。
〈不完全で弱く足りないからこそ、私に与えられている使命だと感じるから、この活動をさせてもらっている。こんな自分でも変われたから、変われる、やり直せると言いたい〉
タイトルは、昨年9月に亡くなった母親が、裁判官に向かって泣きながら叫んだ言葉から取った。少年院での講演活動も続ける野田さんは「こんな過去を本に残していいのかと悩んだが、必要なときに、何度でも読み返してもらえると思った。子育てに悩む保護者にも読んでもらいたい」と話す。
税込み1080円。全国の書店で注文できる。
岐阜市梅林南町の梅林公園で、梅の花が見頃を迎え、市民らの目を楽しませている。
同公園には約50品種1300本の梅が植えられている。市公園整備課によると、現在、見頃を迎えているのは遅咲きの品種で今週末までが見頃という。
岐阜地方気象台によると、岐阜市の17日の最高気温は22・3度と平年より8・3度高く、今年最高に。県内各地で4月上旬から5月中旬並みの暖かさとなった。
同公園ではこの日、家族連れやカップルらでにぎわい、写真撮影をしたり、弁当を食べたりするなどして、楽しんでいた。
友人4人で訪れた岐阜市の主婦蜂矢美和さん(32)は「お花見に行こうと先週から話していた。いい天気に恵まれてうれしいです」と笑顔で話した。
姫路市は、姫路城を訪れる外国人観光客向けに、城周辺でスマートフォンなどが無料でインターネットに接続できる公衆無線LAN「Wi‐Fi(ワイファイ)」のサービスを開始した。27日から大天守の一般公開が再開されるのに合わせたもので、市は「外国人観光客に対する『おもてなし』として非常に重要」としている。
観光庁が2011年に実施した調査によると、日本を旅行中の外国人が「困ったこと」として答えた中で、最も多かったのが「無料公衆無線LAN環境」だった。36・7%に上り、2位の「コミュニケーション」(24%)を大きく上回った。
訪日外国人はスマートフォンやタブレット型端末で情報を得ることが多いが、日本は街中で自由にネット接続できる環境が少ないという。このため、各地の観光地などでは誘致策の一つとして、無料Wi‐Fiの導入を図っている。
平成の大修理が終わり、今後、外国人観光客の増加が見込まれる姫路市も、新たに無料Wi‐Fiスポットを設置して対応。「HIMEJI Wi‐Fi」の文字と姫路城をデザインしたシンボルマークを作成し、城内などに掲示してサービス開始をPRする。
今月下旬には、市中心部の商店街や、グランフェスタなどでも利用できるようにする予定といい、市は「京都や大阪などでは整備が進んでいる。姫路も遅れをとるわけにはいかない」としている。
ハワイ・カウアイ島沖で海洋実習中、乗船していた函館水産高校の男子生徒(16)が行方不明になった北海道の実習船「北鳳丸」が17日午前、函館港に帰港した。函館海上保安部は今後、船長らから事情を聞く方針。同船の沢田成彦船長は、報道陣に「生徒が行方不明になる事故を起こし、大変申し訳ありません」などと陳謝した。
道教育委員会によると、北鳳丸は日本時間2月24日にホノルル港で他の生徒を下ろした後も、同3月3日まで現場海域で捜索を続けたが、男子生徒の手がかりは見つからなかった。