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恋愛の真実、ここにあり。
多くの女性から「恋愛で、必ず結果をだせるアドバイスが貰える」と支持されている恋愛コーチ立川ルリ子先生は次のように言います。「男性を惹き付けるのに、見た目や年齢を気にする必要はありません」「昨今の恋愛指南書の影響で、外見や内面の自分磨きを頑張っている女性や、片思いの彼に嫌われないように、積極的にアプローチしない女性が多いですが、それがかえって恋愛をうまくいかなくさせています」と。
恋ユニでこの記事を読む(写真付き)
そこで今回は、立川ルリ子先生に、著書【「この女に愛されたい」と思われる“彼女”になる方法】の中から、「我慢しなくてもうまくいく男性の愛し方」についてお話をお伺いしました。聞き手は、恋愛カウンセラーで理学博士のぐっどうぃる博士です。
【恋愛本に書かれた3つの勘違い】
ぐっどうぃる博士(以下博士): 立川さんの記事は、僕が主宰するサイト「恋愛ユニバーシティ」において、桁違いに多くの読者に支持されていますね。
立川ルリ子先生(以下立川):ありがとうございます。
博士:僕も気になって記事を読んでみたのですが、驚きました。世の中の恋愛記事とは違うことが書いてあったからです。違うにも関わらず、真実が書いてある。本の中にもありますが、なかでも、驚くことが3つありました。それは次のものです。
1.男性を惹き付けるのに、見た目や年齢は関係ない
2.素の自分を出すと嫌われるというのは勘違い
3.恋愛は女性がリードするとうまくいく
今回はこの3つについて教えて下さい。
新説!恋愛に「見た目や年齢は関係ない」「我慢もいらない」?!
【1.男性を惹き付けるのに、見た目や年齢は関係ない】
博士:確かに、僕の周りにも、見た目や年齢に関係なく男性を惹き付けている女性がいます。そうした女性には何があるのでしょうか。
立川:良い見た目や年齢の若さには瞬発力があります。しかしそれはあくまで一瞬のことで、男性が本当に求めているのは次の3つです。
1.認められたい 2.存在意義を感じたい 3.ステイタスを感じたい
博士:わかりやすく言うと?
立川:認めるとは聞き上手な人。なんでも話したくなってしまうような人ですね。存在意義を感じさせるとは、お願い上手な人。この人に頼まれると断れないと思ってしまうような人です。
博士:確かに男性は、自分のことを認めてくれる女性を好きになるし、女性の役に立てると確信することで、男になった感じがして、その相手を好きになりますね。
立川:そうです。そして、3つめは「あなたが一番」と感じさせられる、持ち上げ上手な人。
博士:おっしゃる通りですね。男性は、本当は一番になりたい。でも現実はそうじゃない。常に自分より上の男がいて、目の前の女性に自分が値踏みされているように感じたりする。もし、目の前の女性が、「あなたが一番」という言動をしたら、恋をしてしまうというのは理解できます。ちなみに、この3つの欲求を満たす女性はモテるということですか?
立川:3つを全てではなくても、どれかひとつでもできれば、人気が出ると思います。
博士:裏返せば、一つもできていない女性がモテないということですよね。分かります。
【2.素の自分を出すと嫌われるというのは勘違い】
博士:好きでもない女性から、下心のありそうなメールが来たりすると、「重い」と感じて引くので、僕は、たとえ相手に下心があっても「素を出すな」と言っています。
立川:それは、女性が「自分がどうみられるか」をとても気にしていて、それしか考えていないからでしょう。
博士:あるいは、男性は女性から「仕事忙しそうだね」とメールがきたとき、「最近メールをくれないね」と責められているように感じ、「重い」と思ってしまいますよね?
立川:その時は、まさに女性も「私が送ったメールに、何かしらの反応がほしい」というのが素直な気持ちかもしれません。だとすれば、「ラインのスタンプ1個でもうれしいよ」と、素直な気持ちを伝えたほうが重いとは思われません。
博士:なるほど。それが素の自分を出すということですね。僕も「なんで家のこと手伝ってくれないの?」より「水曜日にお風呂洗ってほしいの」など、具体的に言われるほうが助かります。
立川:そうです。男性には「何をしてほしいのかを明確に伝えること」で「重い」と思われることを避けることができます。
【3.恋愛は女性がリードするとうまくいく】
博士:多くの恋愛本には「男性がリードし、それに対して女性がリアクションをすべき」と書いてあります。たとえば、女性がどこかに連れて行ってほしいと思っても、我慢して彼が計画したデートプランに従い、そのデートを喜べ、というものです。女性のリードとはどういうことでしょうか?
立川:精神的なリードです。つまり、「男性の行動を促す」、ということを女性にやってほしいのです。女性が行きたい場所に行くと、彼にとってどんな喜びがあるのかを女性が考えて男性に伝えます。
博士:たとえば、ディズニーランドに行きたいけど、彼は興味がないという場合は?
立川:その場合は、これもたとえばですが、彼が「大勢でわいわいすることが好き」な人なら、2人で行くことにこだわらず、「大勢でわいわい行くディズニーランド」を提案すれば行きたくなるかもしれません。
男性は、より心地よいと感じる体験を優先します。ですから、彼が考える心地よさを上回る提案を常に女性がしていく、ということです。
博士:相手の価値観で相手を動かすということでもありますね。僕もそうなんですけど、多くの恋愛指南書では、女性に我慢を強いますよね。でも、女性が我慢して男性に合わせてばかりいると、女性は苦しくなりますから、「女性が自分の望みを彼の喜びになるように伝えることで、お互いがハッピーになる」というのは新しくて、継続可能な方法ですね。
【彼はいつだって愛にあふれている】
博士:最後に、僕が本の中で一番良いなと思ったことは「何気ないことにも愛があふれている」という言葉です。これについて説明して下さい。
立川:自分が欲しいと思っている愛情の形と、彼が思っている愛情の形は違うかもしれない、ということです。
女性は、頻繁なメールやたくさんの好きという言葉を愛情と思っているけれど、彼の愛情表現は「仕事を頑張ること」かもしれないのです。
博士:そうです!それは本当です。これは、男女ともに言えることかもしれませんね。
お互いに愛情表現しているのに、お互いに相手の表現方法に気が付いていないんですよね。そこに気が付く、ということが「何気ないことにも愛があふれている」という言葉に集約されていますよね。
この本をしっかり理解して実践できれば、間違いなく愛されますね。
多くの本は、『「愛が大切だ」と言っても何をすればいいのかが書いていない本』か、『実践的で効果があるけど、女性に我慢ばかり強いる本』のどちらかです。でも、この本は愛が大切と説いていて、なおかつ実際に役に立つ。さらに言うと、具体的なやり方もたくさん書かれています。10年後も古くならない、素晴らしい本だと思いました。
■ぐっどうぃる博士 (恋愛カウンセラー)
理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。音声で恋愛を学べるiPhoneアプリ『ぐっどうぃる博士の音ライブラリ』やスマフォ・携帯公式コンテンツ『恋が叶う99のルール』もある。現在、テレビ、ラジオ、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、「恋で泣かない女になる61のルール」(講談社)などがある。
■ぐっどうぃる博士の経歴はこちら
http://u-rennai.jp/goodwill/