政治そのほか速
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カズヤの新しい恋人は、恐ろしいことにあの子豚ちゃん・マナミだった。
「違うってば! ただの友達だって……べつに、イズミから奪うつもりはないよー!」
子豚ちゃん本人は否定しているが、どうだか。
4月。新しい年度を迎えた直後、いきなりこんなひどい状況からスタートしなきゃいけないのは残念以外のなにものでもない。学食でたまたまカップルを見て。見ただけだったなら、何も問題なかった。どうせ相手の顔なんて判別できない。そのままスルーできた。
女の方から声をかけてきたからいけないのだ。「あ、イズミ……!」しかも大声で。男の方は一瞬私と目を合わせ、それからうつむいた。何となく見たことある服装だったので、まさかと思って、「え、ひょっとして、カズヤ……?」。声をかけても黙ったままの男。沈黙は、肯定を意味していた。
「ち、違うの……これは、そういうわけじゃなくて……」女の方は、こっちが何も言わないうちから必死に言い訳しようとしている。なんなんだ、この修羅場は。
「イズミなんて気安く呼ばないで」
しょぼくれた様子のカズヤを尻目に、子豚ちゃんに対して怒りの台詞を口にする。
「わぁ、もう、こわいー! 機嫌なおしてよー、イズミ……ちゃん? イズミさま?」子豚ちゃんがそうやって媚びたような台詞を吐くたび、ストレスが募る。この女、いや、豚。どう料理して食ってやろう。頬肉のあたりなんかコラーゲンたっぷりではなかろうか。それともただの脂身か? 鉄板の上に載せたらさぞかし、肉の焼けるいい音がしそうだ。
その前に、どうやって殺そう。刃物で刺す、鈍器で殴る。いろいろ方法はあるが、肉を傷つけないためには首を絞め上げるのが一番か……。
「あ、イズミ、ポニーテールにしたんだー。イメチェン? かわいー!」
不自然な話のそらし方をする豚。おかげで気が散って、せっかく考えていた殺害計画が頭から消し飛んだ。もういいやコイツ、殺すのもメンドい。
「いつから付き合い始めたの。2月のデートが初めて? それとも、1月から?」
一応、聞いてみることにする。だいたい想像つくけど、あの三が日の“相談”がキッカケなんだろう。「ギター弾けるようになりたいんだ。カズヤ軽音部なんでしょー、教えてよー」とか何とか言ってたあれは口実だったのだ。そこからしばらくは友達だったのか、すぐ恋愛に切り替わったのか。
「ち、ちげーよ。いつからも何も、ずっとギター友達だよ」
ようやく顔を上げ、口を開くカズヤ。言い訳じみた口振りから察するに、正直な話を聞くのはもう諦めた方がよさそうだ。
「ふーん、ギター友達。恋人ほっぽって、バレンタインに“デート”だとか言ってはしゃいで、それで友達ね」
「あぁっ……くそっ、先輩が妙な言い方するから……」
「妙な風にLINEに書いたのはカズヤでしょーが」
「書いたまんま伝えられるとは思ってなかったんだよー! 冗談ぐらい通じると……」
「冗談? こっちは本気で落ち込んでたのに、冗談なんて考えられない。サイテー」
「ああっ……ごめ、いまのは俺が……」
「許さない。ゼッタイ。どう謝られてもムリ」
言って。学食のお盆に載っていたコップを手に取る。バシャッ。勢いのまま、カズヤの顔面にぶっかける。「ちょ……イズミ!?」
豚が吠える。やりすぎだ、と言いたいのか。なんなら、おまえにもぶっかけてやろうか。そう思ったが、残念ながらコップの中にもう水はない。
「……おまえ、さぁ……!!」
カズヤが立ち上がる。前髪から、鼻から、あごから水をしたたらせながら。なに、逆ギレ?
「今のでわかった? 私の気持ち」
努めて冷静に言う。頭一つ分高いカズヤを見上げながら、気持ちだけでも見下すように。カズヤはにらんでいる。たぶん笑ってなんかいない。これはきっと怒りの感情だ。表情が読めなくてもわかる。
私は表情を作れない。けど、きっと真顔でも伝わる。伝わる言葉しか選ばない。優しさは、1ミリもいらない。
「カズヤってば、テキトーでしょ? それがカズヤなんだよね。直す気なんてないんだよね。もうムリ。そんなテキトーなのが彼氏だったら、私には必要ない。さよなら」
そう言って。ぜんぜん手を付けていない学食を、そのまま返却口に持って行く。こんなもったいないこと、普段なら考えられない。でも、今のやりとりで食欲は失せてしまった。ぜんぶカズヤのせいだ。カズヤが悪い。料理してくれたオバチャン、農家のみなさん、恨むならカズヤを恨んで。そう思って、食堂を抜ける。
キャンパスに出て、一度だけ振り返る。カズヤが追ってきてるんじゃないかと思う。けど、そうだとしてもきっとわからない。もうカズヤの顔を覚えていない。今まで一度だけでも、思い出せたことはない。
前を向いて、歩き出す。心は静かで、冷たい。激しい感情はもうない。なのになぜか、目の下が水滴で湿っている。
(つづく)
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作者:平原 学
みなさんは、自分が男性からどう思われているか気になりませんか?
なるべく良い印象をもってもらいたいですよね。今回は女性の香りのお話をしましょう。実は、ある香りを身に纏うことで、印象が凄くよくなることがわかったのです。
それはどんな香りだと思いますか?
ライオンが日本感性工学会でおこなった研究発表を参考に、化粧心理学の観点から“印象をよくする香り”についてご紹介しましょう。
■女性の印象と香り
研究では、同じ女性が柔軟剤の香りのついている衣類を着ている場合と、香りのついていない衣類を着ている場合とで、女性の印象を評価する実験がおこなわれました。
結果は、「笑顔が多い」「優しい」「ポジティブな」「清楚な」「明るい」「さわやかな」「好き」「話しかけたい」という、すべての項目で香りがついているほうがついていない場合と比べて高く、女性の印象がよくなるということがわかったんです。
今回使用された柔軟剤の香りは、フルーティフローラル調のものでした。
■香りは、他人の関心を高める
香りは、女性の印象をよくするだけではありません。女性を見ているときの被験者の瞳孔の大きさを測定したところ、なんと香りがついているときのほうが、ついていないときよりも大きくなることがわかったんです。
瞳孔が大きくなるというのは、それをみているときの対象に興味をもっているということ。つまり、無意識のうちに、香りがすることで、その女性に対する興味や関心がより高くなっていたんです。
■香りでコミュニケーションを促進させる
以前から化粧心理学の研究では、フローラル調の香水がパーソナルスペースを狭める効果があることが知られています。
パーソナルスペースとは、他人に近付かれると不快に感じる空間のこと。つまり、それが狭いということは、相手に近づいても不快に感じられず、より親密なコミュニケーションをとることができるというわけです。
ですので、柔軟剤よりも香水のほうが好きというひとであれば、香水でフルーティフローラル調のものを使用してみてもいいかもしれません。反対に、香水は苦手というひとであれば、柔軟剤でフルーティフローラル調のものを使えばいいってことなんです。
いかがですか。彼とのデートのときには、フルーティフローラル調の香りを身につけてみてくださいね。
歓送迎会が多い春は、妻の機嫌が必ず悪くなる。”飲み会”と言うたびに「また!?」って冷たいまなざし。オレだって好きで参加してるわけじゃないのになぁ。というわけで、今回はマイナビニュース会員のうち男性125名に、結婚生活の悩みについて教えてもらった。
Q.結婚生活の悩みを教えてください。
■自分の時間がない
・「一人の自由な時間が少ない」(38歳男性/通信/技術職)
・「家族それぞれの自由が欲しい」(46歳男性/医療・福祉/専門職)
・「自分の時間がなかなか持てないこと」(28歳男性/建設・土木/技術職)
・「単独行動をなかなかしづらく、疑われやすい」(24歳男性/情報・IT/営業職)
■妻に対する不満
・「おかずが少ない」(28歳男性/自動車関連/技術職)
・「奥さんが勝手に物を捨てること」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「トイレマナーにうるさいので困る」(26歳男性/農林・水産/技術職)
・「いびきがうるさいので寝室を別にしてほしい」(42歳男性/自動車関連/技術職)
・「必要のない物を買うところです」(30歳男性/医療・福祉/事務系専門職)
■夜の営みについて
・「エッチのときに燃えなくなった」(32歳男性/電機/技術職)
・「セックスレスになりがちなこと」(33歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「性生活にマンネリ感があります」(33歳男性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「夜の生活が全く無くなりました」(48歳男性/自動車関連/営業職)
■親との関係
・「妻の実家が難ありで、いつか巻き込まれるのではと懸念している」(28歳男性/その他/事務系専門職)
・「父親と妻の関係」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「お互いがお互いの年老いた親を快く思っていないため、悩みを共有できない」(50歳以上男性/医療・福祉/専門職)
■会話が減った
・「妻と会話が少ない」(37歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)
・「仕事の時間が違いすぎて会話する時間が取れない」(40歳男性/学校・教育関連/営業職)
■妻と合わない
・「育児や家事に関する意見の相違や日常生活での価値観の違い」(33歳男性/情報・IT/技術職)
・「食べ物の好みが合わない」(26歳男性/不動産/営業職)
・「生活習慣が合わない」(23歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「考えが違うと処理の方法が違い、共鳴したいためトラブルの原因になる」(50歳以上男性/商社・卸/事務系専門職)
■その他
・「ささいな事でケンカする」(39歳 男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「将来の計画を決めきれない」(27歳男性/警備・メンテナンス/技術職)
・「子ども中心の生活に一時慣れなかった」(48歳男性/ソフトウェア/経営・コンサルタント系)
・「好きな時にDVDを見られないこと(笑)」(37歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「なかなか二人の時間がない」(32歳男性/金融・証券/専門職)
■総評
男性が抱えている結婚生活の悩みで最も多かった回答は、「自分の時間が減った」ことだった。平日は仕事、休日は家族サービスに追われ、一人ゆっくりできる自由な時間を求めている男性が多いよう。そんな中、自分だけではなく「家族それぞれの自由時間」や「妻と二人きりの時間」を望む声も。「自分だけ」では角が立つ……それぞれが一人の時間を持てるようにすれば、自分も堂々と自由を満喫できそうだ。
「トイレマナーがうるさい」「休日ダラダラしていると怒られる」など、妻に対する不満も多数寄せられた。家庭に安らぎを求めるも、「不自由ばかり」でちっとも休まらないとの声も。また、「おかずが少ない」「尊重されていない」など、あまり大事にされていない様子もうかがえた。もちろん一日中ダラダラされては困るが、夫の稼ぎに感謝して、多少の”ダラダラ”には目をつぶることも時には必要なようだ。
妻との「夜の営み」に悩む男性も多かった。新鮮な気持ちを持ち続けることは難しいようで、完全に「セックスレス」になってしまったという人も。一度なくなってしまうと、再開のきっかけを得るのは難しいかもしれないが、妻側も同じように悩んでいる可能性もあるので、思い切って誘ってみるのもいいかもしれない。
「有りすぎて書けない」という人もいた男性編。どんな悩みも、解決するには夫婦の協力が不可欠。お互いの悩みを共有し、少しずつ乗り越えていってほしい。
調査時期: 2015年2月13日~2015年2月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性125名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません
(アリウープ)
仕事、恋愛、婚活……。どの事柄でも成功を収めるために共通しているのは「人との関わりを大切にして、自己アピールすること」です。人付き合いが苦手な人は、自分をアピールすることが苦手だったり、アピールするポイント方法を間違ってい傾向があります。今回は、自己アピールが苦手な人でも実行可能な「エレベータートーク」という会話術についてご紹介しましょう。
■エレベータートークって何?
エレベータートークとは、アメリカ・シリコンバレーで生まれた言葉。「ある起業家が同じエレベーターに乗りあわせた投資家に、エレベーターが移動する約1分の間に事業のプレゼンを行い、契約が成立した」というのがこの言葉の起源です。つまり、短い時間で要点をまとめて内容の濃いPRをするということが、エレベータートークの本質だといえます。
ビジネスで成果を上げたい、婚活で要領よく自分をアピールしたいと思っているなら、このエレベータートークを有効活用しなくては損! 敏腕営業マンやカリスマ店員は、このエレベータートーク術に長けているので、どんどん成績を残すことができているんですね。近くにいるスゴ腕パーソンをチェックして、その人たちの話術を盗んでみるのも良いと思います。■婚活お見合いパーティーでも有利になれる
1対1のお見合いだと、二人でゆっくり話せる時間がありますが、合コンや婚活パーティーになると、自己アピールする時間は限られています。短時間でいかに自分を魅力的に伝えるかで、あなたの将来が大きく変わってくるはず。1分ほどで要点をまとめた、ギュッと濃縮した内容を表現できるようにトレーニングしてみましょう。
■エレベータートークが上手になる秘訣は?
エレベータートークを取り入れる際は、以下のことを意識してみてください。
・結論から先に述べる
・どんな魅力・メリットがあるのかを強調する
・一番伝えたいことは何かをハッキリさせる
以上の3点を、1分以内にうまく組み込むことができればこっちのもの! 相手にあなたの存在を印象づけることができ、大勢の中にいても一目置かれる存在になるでしょう。
さまざまなシチュエーションで活用することのできる、エレベータートーク術。次の婚活や合コンで取り入れたり、仕事で使ってみてくださいね。あなたの魅力や持っている力を存分に発揮できる話術なので、素晴らしい展開が期待できますよ。
作者:RUREI
街コンなどで気になる男子と仲良くなりたいと思えば、相手が一生懸命がんばっているところを褒めてあげるといい、と言えます。
今回は、何人かの男子に「気になる女子に好かれるために努力していること」についてお話をお聞きしてきました。
以下にご紹介する点を褒めてあげると、サクサクと恋が進展するのではないでしょうか。
さっそく見ていきましょう!「1:安くてかっこいいスーツを探す」
「仕事帰りに合コンや街コンに行くときのために、ぼくは安くてかっこいいスーツを探しています。営業の帰りにこっそり購入して駅のロッカーに入れて、会社にバレないように買ったりしています」(24歳・広告)
最近、男子のスーツも安くなりましたからね。昔はスーツと言えば7万円くらいはしていましたし、営業先から帰ってくると、なぜか伊勢丹の紙袋を下げている部長というのもいましたが、まあお金と時間をうまくやりくりしつつ、彼女をゲットしようと努力している男子……大変です。「2:プチ貯金」
「女子ってお金が好きじゃないですか? だからぼくは貯金に励んでいますが、給料が安いのでプチ貯金ってところです」(24歳・飲食)
女子がお金が好きかどうかはさておき、女子に好かれるために持つべきものはお金である、と考えている男子も当然いるでしょう。「3:ゲームで1番!(自慢の種を探す)」
「自己PRできる要素を一生懸命つくっています。たとえばゲームで全国1位になったとか」(27歳・建築)
学校の入学試験や就職の面接で「自己PR」が必須の(世知辛い)世の中なので、こういうことにがんばっている男子もいる、ということでしょう。女子的には自慢話を聞くことほど苦痛なことはないかと思いますが。「4:髪の毛にワックス」
「気になる女子に好かれるために、髪の毛のワックスは必須です! 毎朝10分くらいかけて髪の毛を立たせたり、なびかせたりしています」(25歳・商社)
俗に言う「男子の美容」問題です。美容クリニックによると、男子の脱毛やスキンケアで売上が伸びているところもあるようです。男の美容でモテようぜ! というのも、涙ぐましい男の努力ってことなのでしょう。「今回のまとめ」
いかがでしたか?
時代の流れは前に進むのみで、もとに戻らないので、今後も美容に忙しい男子や、「ん?」と思うような自己PRに余念のない男子が増えるのかもしれません。
でもまあ、とりあえず、相手が努力している点を褒めてあげると、仲良くなれます。
Photo by aurostar739