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[ニューヨーク 10日 ロイター] – 米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)は4月24日、同社初のウエアラブル端末となる「アップルウオッチ」を発売する。その成否は「キラーアプリ」を開発できるか否かにかかっているが、肝心の端末はまだ試験段階にあり、実際に手に取ってみた人も多くはない。
こうしたなか、ソフトウエア開発者の間では、斬新なアプリを生み出すのは容易でないとの声も漏れる。
ソフトウエアエンジニアリング会社ELEKSのプロダクトマネジャーを務めるマルキヤン・マツェック氏は、「アップルウオッチ」向けのアプリ開発に熱心に取り組むメーカーが多い一方で、「キラーアプリ」の開発見通しを懐疑的に見ている向きも少なくないと話す。
「iPhone(アイフォーン)」でも実証されたように、「キラーアプリ」開発は新興企業の登竜門にもなる。写真共有アプリのインスタグラムは10億ドルのビジネスに成長、のちにフェイスブック(FB.O: 株価, 企業情報, レポート)に買収された。モバイル向けメッセージングアプリのスナップチャットは、今や190億ドルの価値を持つ会社へと成長を遂げた。
開発業者によると、アップルは、「アップルウオッチ」の開発キットにおいて、ジャイロスコープ(姿勢制御装置)やアクセレロメーター(加速度計)などの一部機能をブロックしており、シュミレーターですべての機能を試すことはできない。なぜ開発業者が一部の機能にアクセスできないのかという点について、アップルはコメントを控えている。
これは開発者には総じて不評であり、ELEKS社のマツェック氏も「こうした制約があるのはやる気をそぐ」と不満を表明している。
一方、アプリデザイナーのマーク・ラボ氏は、アップルはあえて制約を設け、創造性を高めようとしているのではないかと指摘。「単に、電話アプリを時計に埋め込むだけではだめ、ということだ」と話した。
<既存アプリの応用では不十分> 続く…
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